- Amazon.co.jp ・本 (71ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338133036
感想・レビュー・書評
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文中に1957年と出てきて、昔の本だったのかと思ったけど、作者の自伝的色合いが強いということで、1944年生まれの作者の中学生の頃なのであった。さらっと30キロほど歩くと~と書かれているけど、徒歩で歩くにはかなりの距離。時代と文化(当時の北欧)を味わえる。
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うそつきの天才、可愛い表紙が気になって読んでみた。うそをつく=想像力豊か 確かに!
色んなうそを創造して行動するウルフを見ていると面白くて、人を傷つけない、おかしみがあるうそは良いなと思った。
作文で競争する話のオチにはまんまと引っかかった。 -
ウルフスタルクは好きなんだけど、これはどうかな?いま一歩かな。
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嘘つきはドラマチック。リズムよく読める。
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すごく共感できる話。作文の話が好き。
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おー!
面白かった^^
はたこうしろうさんのかわいい絵とタイトルにひかれて手にとったけど当たりでした
スウェーデンの作家の自伝的短編集、だそうで
うそつきの男の子13歳が嘘がバレるのがいやで家出してひもじい思いもして
二度と嘘はつかないって言ったのに
最後はクラスメートに意気揚々と嘘をついてる(笑)話と
14歳になって文学にめざめ
クラスメートで作文のスターと作文競争をはじめる話
嘘がうまいってことは
想像力があるってことで
いい方向に伸ばせばすばらしい才能なのだなぁという感じ
「身近に起きたことをそのまま書けばいい。」「作文を読んでいて、その気持ちが実によく伝わってきた」
って先生が褒めるけど
ページをめくったら
「ほんとうは、犬を飼ったことなんて一度もない」
って書いてあって
なんか「いいなぁ!」って思いました^^ -
「もう、うそはつかない」と誓いながら、しょうこりもなく友達の前で作り話をひろうするウルフ少年。自称「うそつきの天才」は、やがて文学にめざめ、作文の時間に才能が開花する。少年時代をユーモアたっぷりに描く自伝的短編。
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「もう、うそはつかない」と誓いながら、しょうこりもなく友達の前で作り話を披露するウルフ少年。この自称<うそつきの天才>は、やがて文学に目覚め、作文の時間に想像力豊な文章をものすようになります。…
☆軽快に読み進めることが出来る、ウルフ・スタルクの自伝的とも言える作品。
小学校高学年〜向け。 -
嘘を吐くことから文学の才能を目覚めさせたような少年のおはなしでした。