あした あさって しあさって (おはなしだいすき)

  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338192293

作品紹介・あらすじ

とおくの町で仕事をしているお父さんが、ひさしぶりに、帰ってくる! くまのこは、うれしくてたまりません。お母さんに、「あした、あさって、しあさって」の意味を教えてもらい、「しあさって」を楽しみに待ちます。

感想・レビュー・書評

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  • 1年。お父さんが帰ってくるのを楽しみにするクマの子の話。と、一言で言えば、これで終わりだけれど、お父さんへの想いが募り募るところにお父さんが現れるそれが本当に読み手に幸せを与えてくれる。子どもは喜びに、大人は親を一心に愛してくれる姿の愛おしさに浸れる一冊。

  • まず表紙や挿し絵の可愛いこと!くまの子の表情が終盤になるにつれて興奮してくるのが何度見返しても「よかったねぇ〜!!!」と頭をわしゃわしゃしてあげたい気持ちになります。
    「へえ、しあさって、が学べるなんていいじゃない」と安易な気持ちで手に取りましたが、そもそもこのレベルの本が一人で読めればそのくらいは理解できるはずです。理解がゆっくりな子には毎日少しずつカレンダーを指差し教えてあげるとして…
    やはりこの書籍で良いのは、しあさってを楽しみにするくまくんと、もう楽しいお父さんとの1日が始まっているきつね君との会話が描かれていることではないでしょうか?
    くま君の立場を知った上で、その会話を耳に挟んでしまうと「ああ、そんなに楽しそうにしないであげて…!でもきつね君だって楽しいよねそうだよね…!」と目がちらちら手がもぞもぞしてしまいそうです。くま君は気にしていなさそうなのが、また。
    もりやまみやこさんはそういう、微妙な心情の表現を織り込むのがお上手で、何度も読み返してしまいますね。

  • 単身赴任のお父さんが帰ってくるのはいつ?「あした、あさって、しあさって」。
    「あした」になったら「あさって」になるんだよ」
    大人にはなんでもないことですが、この感覚はなんだか「すごい!」ことだったような気がします。「しあさって」だったのに「あさって」に変わっちゃう。

    家族関係が多様化を感じます。「うちもそうだなー」と共感しやすい子もいるでしょうし、そうでない子もいるでしょう。(i44)

  • 年長から低学年向きかな。
    子どもからの評価はいまいち。

  • 明日になったら明明後日は明後日になるよ

  • 「おとうさん、いつかえってくるの?」くまのこがききました。「しあさって」おかあさんがいいました。「しあさってって、いつ」「あさってのつぎのひよ。あした、あさって、しあさって」

  • お父さんが帰ってきてよかった。
    1人で読んだ。

  • くまのこがあさってなのにしあさってと間違えるのが可愛い。
    お父さんに会えてよかったね、と思いました。
    みんなの恐竜の絵が可愛い。
    花をテーブルにかざると言っていたから、パーティーをするのかな、と思いました。

  • 子どもの教科書に載っている「おとうとねずみチロ」が好きで、他のも読んでみたいと借りてみた本。全体的に穏やかでほのぼのとしており、安心して読めるなあとおもう。

  • 「しあさってって、いつ?」「あさっての つぎの ひよ。あした、あさって、しあさって」

    子どもにとってパパが帰ってくる日は、特別な日。

    しあさってまで、毎日数えたり、お友達に自慢したり、お父さんの帰りを楽しみに待ってて、かわいい

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