ドーム郡ものがたり (ドーム郡シリーズ)

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著者 : 芝田勝茂
制作 : 佐竹 美保 
  • 小峰書店 (2003年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338193016

ドーム郡ものがたり (ドーム郡シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 本作、著者不明の外国の本を見つけて訳してみたとのことですが、
    あくまで設定で、実際には創作された感じなのかな、、全三部作とのことです。

    これは冬の物語、人の心の凍てつきを打ち払うまでの、なんてフレーズが浮かんだ、
    「森」とそして「人の心」を題材にした異世界の物語となります。

    ジブリ辺りで映像化されたら結構似合うんじゃないかとも思ってみたり。

    ちなみに元は1981年に出された児童書で、私が初めて読んだのは恐らく小学校高学年の頃。
    それも『ズボン船長さんの話』と一緒に読んでいたかなとかの、うろ覚え具合。

    唯一印象に残っていたのは、次の設定でした。

     「登場人物の女性の背中に、何かから逃れるために、
      赤子の時に大鷲(大鷹?)に掴まれて逃走した時の大きな傷がある」

    たまに無性に読みたくなって、長年児童書コーナーを探してたのですが、
    今の今まで結局行きつくことができていませんでした。。

    大分あきらめモードだった所、今年度に入って、ちょうど司書の勉強もしていたので、
    レファレンスサービスのトレースがてら、図書館に問い合わせてみたところ、、

    新版が続編と共に出ていることを教えていただきました、感謝!

    なお、子供の頃に読んだのはソフトカバーの旧版で絶版らしく、店頭にはまずなさそうで。
    新版はハードカバーのため、ソフトカバーで探してたら、、そりゃ行きつけませんね。。

    ちなみに記憶に残っていた「設定」は本作ではなく、次作『虹への旅』との事。
    レファレンスの精度もですが、こんな無茶な問合せに回答いただいて、ただただ深謝です。

    なお、すぐに行きついたわけではなく、何度かやり取りもしています。
    その過程も丁寧で真摯で、、いいモチベーションになりました。

    ん、情報サービスとはかくあるべきか、なんて。

    さて、次巻は本当に長年探し求めていた一冊、今から楽しみが止まりません。

  • 1981年に出版された本が復刊されました。
    いろいろ考えさせられました。
    読後は心が温かくなります。

  • 子供の頃に読んで題名も覚えていない、森の女の子の話をもう一度読みたくてずっと探していたのだが、先日、手掛かりを探して、遂に、子供の頃のものが入った段ボールを開けてみた。その中に入っていた1冊のノートに”欲しい本”のページがあり、書いてあった本の名前が、この”ドーム郡ものがたり”。早速、購入して読んでみた。
    探していた物語だったのかどうか確信は持てないのだが、とってもいい話で、今の私でも楽しくなり、勇気づけられる話だった。この話だったかも。森の地図が最初のページに折りたたみで入っていたような気がするので、この本の表紙の裏の地図がその地図なのかも。
    でも、それにしては最後がちょっと、悲しい感じがするな。子供の頃は分からなかっただけかな。

  • 大学のゼミで読んだ。

    枠物語の形式を持った凝った設定が、面白い。

    作品のついていろいろ意見交換をした。
    他の人が自分とは違う捉え方をしていて、そういう見方があるのかーと思った。

  • 豊かな自然描写が素敵。わくわくする

  • 伝説の呪いに、歌舞音曲と勇気で戦う…正しく、行きて還りしファンタジー。自然を教える若先生クミルと道案内のかかしは、ハウルのかかしとソフィーめいて…実は真宮寺さくらと米田中将だった気もする。

  • 私がファンタジーものを好きになった原点ともいえる本。歌と踊りが大好きで優しい主人公、でもそれだけじゃ駄目なんだと、沢山の困難の中成長していく姿は心惹かれました。やっぱりかかしが好きですね、あののらりくらりしながらも大切な道標は素敵だと思います。皆さんの毎日が、楽しい日々でありますよう!

  •  なんだろな、これは。外国物を翻訳したような文章・文体。実際、欄外に訳注が書いてあるので、翻訳されたものなのかと思ったが、それにしては作者として明記してあるのは、上記の人だし。最も、同じ作者で他の本も借りてきたが、そちらの方は頭を少し読んであまりのつまらなさに投げ出したのだが。
     この物語のあらすじは、クミルという森の中で1人住んでいた女性が、ドーム郡という町?に出て先生をするが、トラブルにまきこまれ、ドーム郡を追放される。だが、その裏には町を滅ぼすというフユギモソウという花から町を守るため、ヌヨバという人を探すことにあった、というものだが、翻訳タッチの文章はとにかく分かりにくいし読みにくい。加えて歌ったり踊ったり~というくだりが多い!こういう歌やダンス云々が多いのも外国ものの特徴かも。この作品は3部作だが、1作で読む気は失せた。

  • 物語の舞台は古い時代、あるところにあった「ドーム郡」。主人公クミルは心優しい娘で、小さな子供たちにたくさんのことを教えるのが夢だった。ある日その夢が叶い、クミルはドーム郡の首都・アイザリアで教師として働くことになる。ところが、ある事件がきっかけでクミルはドーム郡から追放されてしまう。「コノフの森」に住むヌバヨという人物を探さなければフユギモソウという植物によって、ドーム郡は滅びてしまうというのだ。旅を続ける中でかかしなどのユニークな人物たちに助けられながら、クミルは精神的にも成長してゆく。

    どんな人でも、心の中に闇はあるけれど、それを乗り越えることが大切なのかなと思わせる一冊です。クミルの冒険は極めて困難ですが、それを乗り越えて初めてわかること。そういうものってたくさん世の中にはあるのかなぁと思いました。表紙絵(佐竹美保さん)に惹かれてすぐに買ってしまったのですが、損のない内容でした。一番好きなキャラはやはりかかしです。クミルを助けるという意味でも、最も重要なカギを握る人物(?)と言えるでしょう。2・3巻はまた主人公が変わるらしいのですが、ドーム郡が舞台ということは変わらないので、ぜひ読んでみたいと思いました。

  • ウラ・リーク・ヌバ・アイザール!<われらこそ、アイザールの王!> ※私が読んだ版は<和田慎二(!)・画/福音館土曜日文庫>

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ドーム郡ものがたり (ドーム郡シリーズ)の作品紹介

ある国の、ある時代に、「ドーム郡」という地方があった。ドーム郡の歴史に大きな影響をあたえた、心やさしい娘、クルミの物語。ドーム郡シリーズ全3巻、待望の復刊。

ドーム郡ものがたり (ドーム郡シリーズ)の単行本

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