月の笛 (文学の散歩道)

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著者 : 武鹿悦子
制作 : 東 逸子 
  • 小峰書店 (2006年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338224031

月の笛 (文学の散歩道)の感想・レビュー・書評

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  • 子どもには子どもの社会がある。大人の都合ですべてを決められ、引っ越し、転校、そして友だちとの別れを乗り越えなくてはいけない辛さには覚えがある。主人公の潮に降りかかるそれらの悲しみを、けれど彼は幽霊とのある約束を果たすため迷いを乗り越え千年の旅路を遡る。少年の子どもらしい正義感と、心の揺らぎ、そして少年に助力する不思議な力を持つ動物や行者たち。千年の時の悠久は、目覚めれば一夜の儚い夢となり思い出となってゆく。「ありがとうがさよならになる」。長い夢のあとにおとずれた夜明けのような小粒だけれど清らかな読後感。

  • 描写は素晴らしかったが、ストーリーは散らかっていた印象だった。

  • 母親とけんかして家を飛び出した少年が、御山で出会った幽霊に千年前の世界で奪われた笛を取り返してほしいと依頼され、過去へと旅立ち見事笛を取り返す話。と書くとすごくスペクタクルな展開になりそうだが、さくさくっと話が進み終わってしまった。ある意味、スタンダードな児童文学と言えないこともないが、大人には物足りない。

  • 挿絵がやわらかかつきれいでときめきました。
    ロマンと冒険があふれる中編物語。
    僧のおじさんがいちおしキャラクターでした。
    児童文学にでてくる笛のアイテムって、
    個人的にすごくひかれます…。

  • ありがち設定ありがち展開。
    すたすたと進む話。
    でも絵が綺麗なのと、結局そのありがちさが好き。

  •  非常に分かりにくい。文体はもちろん、物語の展開もなぁ(汗) 進み方が早すぎて、主人公の心理描写云々といったものは、ほとんど無きが如し。もう少し、丁寧に物事がすすんでも良かったと思う。
     潮(うしお)が過去に行くくだりも、必要があったのか疑問。てか、それで成長して帰ってくる、というのもありがちな展開だしなぁ。戻ってきたら戻ってきたで、転校前の土地に戻ろうだなんて、ある意味どこまでも後ろ向き。

  •  東逸子さんの絵目当てで借りたんだけど内容はちょっとイマイチ。子供向けだからなのか、展開がやたらと早く、主人公の感情の変化についていきにくいし、目的を達成するために払われた犠牲を思うと読後感もすっきりしないし、主人公の愚かさにもイライラする。読んだ感じでは小学校中学年あたりからをターゲットにしているのだと思ったのだけど、そのくらいの年頃ならばもっと書き込んだ、ボリュームのある話もある程度読めると思うのです。ただ東さんの絵はチョーキレイだった。

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武鹿悦子の作品

月の笛 (文学の散歩道)の作品紹介

幽霊は野山を吹きわたる風のようにひゅうひゅうと泣いた。『月の笛』にまつわる今と昔の物語。

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