優しい音 (文学の散歩道)

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著者 : 三輪裕子
制作 : せきね ゆき 
  • 小峰書店 (2010年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338224093

優しい音 (文学の散歩道)の感想・レビュー・書評

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  • 中学生ならではの心情を思い出した。
    内申点をあげたいわけではないのに、周囲にそう思われる辛さ。

  • グループからの無視により孤立した女の子の心情と、メールから変わっていく心の成長がよかった。
    図書委員会や有名文学が作中に登場したりと、読書好きや文学に興味のある人のアンテナにかかりそう。
    また普通の中学生生活が、そのままに描かれているように思われました。
    メールの主に関しては、早い段階で気づいてしまいましたが、十分楽しめました。

  • じんわりじわじわときた。
    最後のシーンはすごくすがすがしくて。
    すきだなー。

  •  仲間はずれにされ、落ち込む千波に届いたメール。差出人の名前は“潮風”。千波の携帯を拾って届けてくれた人。「体さえ元気なら、広い広野にすくっと立つことができる」潮風からのメールに励まされ、千波は卒業の日を迎え・・・。
     “アヴェ・ヴェルム・コルプス”を聞いてみた。確かに心が静まる感じ。タイトルの『優しい音』が示すのは、携帯の着信音なんだろうけど、潮風から紹介され、卒業式後のシーンでかかるこの曲も『優しい音』だな。
    (中3)

  • 「広い荒野: 身体さえ元気なら、広い荒野にすくっと立つことができる。荒野には、強風が吹いているが、たどる道は幾本もある。ちゃんと食べよう。運動しよう。歩き続けるために。 潮風より」 (P118)

  • 今までは常にその他大勢の中にいた千波が、中3になって、クラスで1番人気の澄香に声を掛けられ、目立つグループに所属するようになった。
    けれども千波にとって、そこはそんなに居心地の良いものではなく、長く居られる所でもなかった。
    図書委員に立候補し、委員長になって全校集会で目立ってしまってから、周りの友だちが離れていってしまったのだ。

    教室の中での孤独に耐えていた千波に、見知らぬ人物から励ましのメールが届いた。
    誰かは分からないまま、千波は次第にその人物に心を開いていく。

    中学生女子の友だちとの関わり方って、ムズカシイね。
    表紙が残念・・・。

  • 友達から「はずされ」、辛い日々を送っていた千波の携帯に、見知らぬ人からメールが届いた。優しい音をならして…。
    誰が「メールの人」かわからないところが、なかなかうまい。図書委員や放送委員、部活や球技大会なども、現在進行形の中学生の毎日らしくて入りやすい。でも、日本の児童文学はどれもこれもいじめがテーマで、ちょっと辟易とします。この作品は軽いほうですが。

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優しい音 (文学の散歩道)の作品紹介

千波の携帯に、突然『潮風』と名乗る人からのメールが送られてきたのは、去年の五月十日の木曜日のことだった。メールの言葉に励まされて、千波は卒業式を迎えたが…。

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