花実の咲くまで (Green Books)

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著者 : 堀口順子
制作 : みずうち さとみ 
  • 小峰書店 (2012年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338250078

花実の咲くまで (Green Books)の感想・レビュー・書評

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  • 俺・新太郎(中3)は落語が大好き。
    落語家の祖父(伊達家花里)について、幼い頃から寄席にも顔を出し、裏方の手伝いをしたり、伊達家花実の名前で7歳の時には前座話で「たぬき」をやったこともある。

    じいちゃんに弟子入りして、落語家になる夢を描いていたのに、じいちゃんは他界した。弟子にしてくれると約束していたのに。そして、寄席にも行かなくなってしまった俺の前に、幽霊のじいちゃんが現れた。
    他の人には見えないけれど、俺のところに戻ってきてくれたじいちゃん。じいちゃんと一緒に、また寄席に顔を出すようになる。

    落語と恋と。大事な身内の死をのりこえた青春もの。

  • 児童向けの本で落語家を目指す中学生が主人公。
    祖父に弟子入りを考えていたが亡くなってしまい、主人公は落ち込んでいた。そこへ主人公にしか見えないように、祖父が幽霊となって現れる。
    恋愛や友情、将来のことなど中学生なりの悩みを幽霊となった祖父に相談しながら解決するが、落語家と落語を目指す二人の間の会話は、独特の「噺」方であり、祖父と孫という枠を超えた強い絆を感じた。主人公は成長していく様は、読みながら爽快な気分になった。
    落語のことはよくわからないが、寄席を観に行ってみたくなった。

  • 落語が出てくる本。「しゃべれどもしゃべれども」を思い出しました。
    ゆうれいのじいちゃん、なかなかです。

  • 中学を卒業したら落語家のじいちゃんに弟子入りするはずだった新太郎。ところが突然おじいちゃんが死んでしまう。
    めそめそしている新太郎の前におじいちゃんがゆうれいになってあらわれ、自然体で寄り添ってくれる。二人のかけあいがおもしろい。
    周囲の大人に高校進学を勧められるが、早く修行がしたいとあせる新太郎はモヤモヤしている。
    落語大好き少年のさわやかな青春小説。途中に落語の紹介あり。

  • 中学生の頃のもやもやってこんな感じだったのかなぁ~

    今となっては、なんだかこそばゆいような想いを思い出させてくれた作品でした。

  • タイトルをみると女の子が主人公のようだけど、「花実」は落語家になりたい中3男子の高座名。
    有名な落語家だったじいちゃんが亡くなって―帰ってきた。
    帰ってきてもあれこれ口を出さず、でも存在感のあるじいちゃん、かっこいいです。
    本にでてくる落語、ホントに寄席に行ってききたくなりました。
    男の子が前に進んでいく話、ステキです。ちょっぴり泣けました。

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