なみだの穴 (Green Books)

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著者 : まはら三桃
  • 小峰書店 (2014年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338250139

なみだの穴 (Green Books)の感想・レビュー・書評

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  • おもいっきり泣きたいのに我慢している人のところに現れる「なみだの穴」
    それを見た人は涙が溢れ、子供でも大人でも、強い人だと思っていた人でも大泣きする。

    海にすこんと大きな穴があく。中から光があふれだす。
    「板子一枚下は地獄」の漁師たちは、その穴に涙を捨てる。涙を捨てて、心をしっかり持つようにする。気持ちがしっかりしていたら力がわいてくるのだ。

    漁師たちが知っていた涙の穴は、海だけでなく、泣くことを我慢している人にだけ見える不思議な穴だ。

    涙の穴を見た6人の連作短編。

  • 高学年になると、涙もグッとこらえる。
    でも、たまには思いっきり泣こう。
    涙活バンザイ!

  • 小学生。涙。連作。ぶわああと泣いてピタッと止まって。

  • -海にはなみだの穴がある。なみだをがまんしている人のところに流されてく。その人になみだを流させるために-。
    なみだの穴を見た人が、水鉄砲みたいになみだを流すと、不思議なことにすっきりする。転校したくなかった子と見送った親友、レスリングの試合に負けた女の子、おばあさんを亡くしたおじいさん。いろんな人のところになみだの穴はやってきます。少しうらやましくなるお話です。

  • 「なみだの穴」にまつわる6編の短編集。登場人物も少しずつリンクしている。
    泣くのを我慢している人のところに現れるなみだの穴。なみだと一緒にそれぞれ抱えている悩みや思いを吐き出す。
    他の作品に比べて物足りなさはあるものの、登場人物たちと一緒にスッキリ。

  • 海のどこかに、漁師が涙を流すための穴があって、風に流れてその穴が涙を我慢している人の前に現れる。その穴を見たら涙を流さずにはいられなくなる。小学高学年以上向けだろうか。ほんの少しずつ話はリンクしている。存外良い。

  • 男の子が読んで泣ける機会があるといいかな。

  • 我慢しないでたくさん泣いてスッキリしようよ、という話。泣きたくてもなかなか泣けないから、悲しんでいる人のところに、キッカケとなる穴がやってくる。
    ストロング幸三さんがいい!

  • 【収録作品】なみだの穴/ぼくらの歩幅/パワースイーツ/妖精の家/最後の気持ち/なみだの捨て場所
     緩やかな連作。「なみだの穴」が必要な人のところに届くといい。

  • 少し前に読了。短篇連作、なのかな?
    はっきりパターン化した展開で、それがちょっともの足りなかった。何となく、お話を作る技巧を見せられている感じ。以前の投稿作がもとだからなのかな…。
    まはらさんは、もっとおさまり切らないものを書ける作家さんだと思う。

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なみだの穴 (Green Books)の作品紹介

とつぜんの転校で、仲良しのクラスメートと別れることになった光太。大好きな甘い物をたってレスリングの練習にはげむ真矢……。けんめいになみだをこらえる子どもたちと、なみだの穴にまつわる6つの話。

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