湖の騎士ランスロット: 民話と伝説 (世界の名作絵本 愛蔵版 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338260084

感想・レビュー・書評

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  • ア-サ-王伝説の一説として登場する最強の騎士ランスロットの冒険物語を、端正できらびやかな挿画をふんだんに取り入れ、アーサ-王の円卓の騎士となるまでの苦難の道を綴った<名作絵本シリ-ズ>の「民話と伝説」篇です。ベイノック国(フランス西部アンジュ-地方)のバン王とエレ-ヌ王妃の間に生まれた息子ガラハッドが、魔術師マリ-ンが定めた運命にしたがって<素晴らしい授かりもの>として湖の底の楽園で育てられ、のちにランスロットとしてブリテンの国々で名を成していく、波乱に富んだ物語が語られています。

  • 雰囲気のある絵と、一般教養としてアーサー王物語を読むのに良いかと手に取ったけど、伝説で古典で翻訳だからか、結構読み進めにくかった。
    《世界の名作絵本》シリーズで、絵本としては字が小さく文章多い。大人向けの絵本て言う感じかな。

  • アーサー王伝説の物語の一部。

    苦難に打ち勝ち、名を成していく姿が描かれている。

  • 2014年5月5日
     
    <LANCELOT CHEVALIER DU LAC>
      
    ブックデザイン/鳥井和昌

  • イギリスのアーサー王伝説に出てくる、騎士・ランスロットに スポットをあてた物語。
    ランスロットの生い立ち、その冒険譚。

    ベイノック国バン王の末息子だったランスロット。父は策略にはまって死に、まだ赤子だったランスロットは名を隠され、(すばらしい授かりもの、と呼ばれ)湖の貴婦人ヴィヴィアンによって魔法の国で育てられることとなった。
    やがて成長したランスロット。
    ヴィヴィアンの弟マビューズが、悪い魔術師イヴェレットによりシャテルモール城に閉じ込められている。マビューズを助けることができたら、ヴィヴィアンに自分の正体を教えてもらえる、と旅に出ます。
    小人に騙されたり、マビューズが捕らわれている城に自分も捕らわれてしまったりとさんざんな目にもあうが、イヴェレットを倒す。
    自分の名は知ったけれど、まだ名乗る事は許されないランスロット。
    アーサー王の騎士の仲間に加わる事となり、アーサー王の妻グウィネヴィアと謁見する。
    一目で惹かれ合う二人。
    王妃に忠誠を誓い、働くランスロット。しかし、王妃はマリアガンスという剣騎士にさらわれてしまう。ランスロットは王妃を助けるようとするも、策略にはまり、行方知れずとなる。
    大きな馬上試合をすればランスロットは参加するだろう、と、王妃は国中にふれをだした。ランスロットは正体を隠し、借り物の武具をつけて試合にのぞむ。そして、試合中に殺してしまった相手は、かつて、自分の父を陥れた男であった。また、この大会の最後には、王妃をさらったマリアガンスをも倒したのだ。
    この大会に出られるよう便宜をはかったエノラ(マリアガンスの腹違いの妹)の無実を訴え、昔からの友ガレホートが、自分が入る筈の墓の隣に埋葬するようにし、今は立派な騎士のなったランスロットは、また旅立つのだった。

  • アーサー王物語の要、ランスロットの絵物語。

    運命の騎士、ランスロットの生まれから成長・グウィネヴィア王妃との運命的な出会いなどなど。アーサー王物語を知らない人にもわかりやすい。

    でも、よく考えればアーサー王物語って、ランスロットと・グウィネヴィア王妃の不倫(?)が話の要の一つと思うんですけど…。

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