空へ (Sunnyside Books)

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著者 : いとうみく
制作 : danny 
  • 小峰書店 (2014年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338287029

空へ (Sunnyside Books)の感想・レビュー・書評

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  • 父を突然なくした陽介の
    小学6年生から中学1年生までをたどる成長物語

    母をたすけ妹の世話をしながら
    友人関係に悩み、部活に悩み、恋に悩み、自分に悩み...

    父との約束をはたすため神輿の担ぎ手に志願する

    厳しい現実としっかりむきあう陽介と手をさしのべるおとなたち
    同世代の子どもたちにも彼らを見守るおとなたちにも、元気の素に

  • まぁ、そんな感じか。
    絵が浮かんだかな。

  • 父が亡くなり、家族を守りたい少年。

    でも、13歳の少年には、どうしようもないことも多い。

    そのモヤモヤ、イライラに胸が痛くなる。

    解決策が、神輿というのは共感できないけど、なにかしら夢中になることや、逃げられるものが必要。

  • 御神輿を担ぐのが大好きだった父親の死。働く母と小さな妹の間で自分の立ち位置を模索する陽介。

  • 三ヶ月前、父ちゃんがくも膜下出血で死んだ。仕事帰りに倒れてそのまま。
    残された母ちゃんと、小さな妹・陽菜と主人公のオレ・陽介。今度中1になる、責任感の強い男の子。

    主人公はかわらないけど、なんとなく連作短編みたいで、陽介たち家族の成長と、周りの人たちがいい。

    だんじりではないけど、祭り前に読みたい。

  • 中学一年生の、男の子の気持ちを追った話。しつこすぎず、簡単すぎず、程よい丁寧さで書かれている。何でも人のせいにする、今どきの子供たちに。

  • 中学一年生の、男の子の気持ちを追った話。しつこすぎず、簡単すぎず、程よい丁寧さで書かれている。何でも人のせいにする、今どきの子供たちに。

  • 父親が急死した少年の小学校6年生後半から中学1年前半までの1年間を描く。
    母親と6歳年下の妹との家族、DVの父親のいる友人、妹のためにサッカー部を諦めて入った美術部、いつも明るくて人気者のクラスメートの万引き、嫌われ者の兄を持つ弟等々のエピソードを絡めて話は進む。

    最後には、亡父の大事にしていた神輿担ぎに初めて挑む心の葛藤と周囲の支え、父親との絆を描く感動作。

    作品の出来栄えとしたら、これは、推しでしょう。優等生組だと思います。

    でも、でも、オトナである私は、これを小学校高学年の子がどう読むのか非常に気になるのです。

    特に、お母さん。
    一家の大黒柱の夫が急死して、大変な中正社員として家族を支えているのはとーってもいいんです。頭が下がります。
    でもね、小学校1年生の娘が寝てから帰宅する毎日の中、彼女の誕生日も忘れてしまって暗い家で一人で泣き寝入りさせるような生活の中で、その娘のためにサッカーを諦めて学童に迎えに行っている息子に対して「サッカーやるんじゃなかったの?」と言うのはどうか?と思う。
    ただ「自分で選べ」といった言葉を受け止めて、彼が”美術部”に取り組むようになったのは幸いでしたが……。
    もし彼がそれで毎日夜まで部活をするようになったら、娘のことはだれが責任取るんだ???まだ小さくて文句言わないからって軽んじないでと言いたくなるのです。

    そして、これを読む子たちにも、そう言うことには疑問を感じて欲しいと思うのです。

  • 一人称で描くことができる世界がこんなにも広いんだ!と思った。周りに登場するひともとても魅力的で、彼女たちのことも知りたいと思った

  • 突然父親が亡くなり、陽介は幼い妹と母親を自分が守っていこうと決心した。
    しかし、新たに始まった中学校生活が思うようにおくれずに、焦りをつのらせるばかりだった。

    父親との別れを、まだ上手く整理がつけられない陽介は、クラスメイトや部活の先輩、友だちの兄との関わり合いから、少しずつ前を向き始めるのだった。

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空へ (Sunnyside Books)の作品紹介

父親の突然の死により、母親、妹とのちいさなアパートでの三人暮らしがはじまる。誰かを守ろうとすることも、守り切れないと泣くことも辛い。痛みと孤独を背負った少年の、その一歩一歩がかなでる鮮やかな心の成長の物語。

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