アナログ主義の情報術

著者 :
  • 梧桐書院
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本棚登録 : 69
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784340110063

作品紹介・あらすじ

動画は、「一枚の写真」のインパクトに勝てない。ブレない主張は、「一次情報」からしか生まれない情報の価値は、「鮮度」でなく、「確度」と「深さ」で決まる。「名古屋学」「県民性学」という分野を確立した情報の収集・整理・加工の達人が、実体験を紹介しながら、情報の深さに迫った異色のビジネス書。

感想・レビュー・書評

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  • 1100

    ラジオのいちばんのメリットは、よくいわれるように、手を止めなくても聴き続けられ ることにある。テレビの場合、五感のうち視覚を奪われてしまうのに対し、ラジオはス イッチさえ入れておけば、ほとんどいつでも、どこででも情報を得ることができる。

  • アナログのツールを中心とした、情報の収集・整理・加工について著者の経験がまとめられている。
    方法論の解説を期待したが、紙面の半分以上を著者の体験談が占めており、まるでエッセイを読んでいるような気分になった。
    「このアナログ情報源に当たれば、こんな成果が得られる」という具体例が延々と列挙されているが、その情報源の収集方法(どうすれば効率よくその情報源に辿り着けるか?)についてはほとんど書かれていない。
    目次を見て気になった項目だけを読めば十分な本。

  • つまらなかった。
    7割から8割くらいは著者の体験談で埋められ、実際のアナログ活用について書かれた部分は少ない上に、内容も浅い。
    エピソードも面白く書いてあるわけでもなく、ダラダラ長いだけなので読むのも苦痛。

    著者はインターネットを盲信していた時期があったのかな?
    インターネットを盲信していた人が、ネット情報の曖昧さに気付いて経験に勝る体験はないと百何ページかけて語ったような本。

  • ネットだけに頼るのではなく、従来型の情報収集方法の良さが書かれた本。
    具体例をが多い。

  •  デジタル、アナログ論争って結局どちらが生き残るんでしょうかね。まぁ見るまでもない状態だけど・・・

     弱い媒体は強い媒体につぶされるそんな世の中にいるということが危険な状態なんではないでしょうか。

     自分が使いたいものを自分が使っていけばよいだけで、他人に押し付けることだけはやめてもらいたい

  • 情報の引き出し方、現情報の大切さについて。
    再考のためにはよいか。

  • 2011/11月
    デジタルではまだ捉えられない情報があるんだと思う。目に見えないものとか現場にいくことで五感で得られる情報がまだまだ違いがある。でもデジタル情報も人間に入ってくるときはアナログなんだからその境目が大事。
    この本を読んでデジタルとアナログの定義を問うのはナンセンスだと思う

  • デジタル志向の人間といえど、デジタル一辺倒という訳ではなく、アナログ的な手法を併用している。むしろデジタル志向の人々の方が、「デジタル機器はあくまで道具」という風に割り切っているようにも思える。
    いまさら本にするような内容だろうか。

  • savile row 背広
    turnbull & asser 1885年創業シャツ
    サンドラ・ブロック しあわせの隠れ場所

    2019/3/12 2度目
    バッグ 中東の客室乗務員のバッグ ロンカート(イタリア)

  • 原動力は問題意識。
    問題意識がぼやけると、同じ情報に触れてもピンと来ない。
    情報発信の前に収集、整理、下降。
    新聞を後ろから、下から読む。
    問題意識をもって新聞を読む。
    非売雑誌は情報の宝庫。地下鉄や空港とかにたくさんある。
    アメリカブランドのシャツのタグを見ると、その国の経済がわかる。
    市役所、駅にはたくさんの情報がある。
    電車の広告で経済の流れがわかる。
    外人観光客が何を写真で撮っているかを見ると、日本への興味がわかる。
    地元の本屋をのぞいてみる。
    道行く人を人間観察する。
    読んで、破って、捨てる。

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著者プロフィール

1950年生まれ。愛知県立明和高校から東京大学文学部へ。卒業後、出版社勤務を経て編集企画会社エディットハウスを設立し、出版プロデューサー、ノンフィクションライターとして活躍。著書に『新・出身県でわかる人の性格』『新・不思議の国の信州人』『日本全国都市の通信簿』『名古屋学』『博多学』『札幌学』『広島学』『鹿児島学』『「城下町」の人間学』『語源に隠れた世界の歴史』ほか多数。

「2016年 『「いい夫婦」の旅術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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