- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344000872
感想・レビュー・書評
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彼の見方が変わりました。
日本で一番の注目人物の長男である「一茂」!
どれだけのプレッシャーを受けてきて今後も一生受けるのであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「野球に限らず何の道でも、人は結局のところ自分自信を師として生きていくしかない。一度ひとつの道を信じたら、その道をどこまでも歩み続ける覚悟がなければ、人は何一つ成し遂げることができないのだ。」
長嶋一茂の言葉だからこそ重みのある一言だと感じた。 -
そうね、面白かった。けど、ノンフィクションとしてはどこか物足りない。自伝的なものだから、仕方なくもあるが。
一茂が巨人入りして、初のホームランを打った時、「その時ばかりは、監督というよりもひとりの親父のように見えたという」というところにグッと来ました。
アメリカでのコーチングの話がおもしろかった。
彼には彼なりの地獄がある。
2017.3.15. -
偉大すぎる父親、厳しいプロの壁、野村監督との確執、突然襲ってきた過呼吸症候群…。絶望を突き抜けなければ見えないものがある。揺れる魂の軌跡、初めて明かされる真実。
「プロ野球で5~600本ホームランを打ち40歳ぐらいで引退し、その後は子供たちに野球を教え、望まれればどこかの球団の監督になる」 スーパースターの父親に憧れ、父親のようになろうとした一茂の夢は、夢のままに終わった…。切ない物語だ。リトルリーグに入ったものの、マスコミ攻勢に嫌気がさして小四で辞め、野球を再開したのは立教高校でという遅咲きの一茂は、結局未完の大器のままだったが、その心の軌跡はあまりに特殊で、共感こそできなくとも一読の価値は大いにあった。
(B) -
売れず