カブール・ノート 戦争しか知らない子どもたち

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著者 : 山本芳幸
  • 幻冬舎 (2001年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001329

カブール・ノート 戦争しか知らない子どもたちの感想・レビュー・書評

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  • 2001年刊行。著者は国連難民高等弁務官カブール事務所所長。ソ連のアフガニスタン侵攻が1979年。以来事実上、断続的な戦争状態であるアフガンであるが、著者は1993年以来、東京にいた期間を除き、隣国パキスタンにて勤務。そういう意味で、パキスタン・アフガニスタンの生の空気を伝えるには絶好の立ち位置にいる人物である。ただ、やや身辺雑記の様相が強く、さらには叙情と叙事との切り分けが余りなされない文体のためか、意見・事実の峻別が難しく、内容が散漫になってしまっている。惜しいなというのが正直な感想。

  • こういった本を読むといつも思うのだが、メディアで放送されていることが正しいとは限らないということだ。

    特に日本で報道されているニュースは、かなり偏向報道されているよね。「アメリカは正義」というのを知らず知らずのうちにすりこまれている気がする。

    アメリカの立場からでなく、その反対の立場からの情報はほとんどクローズアップされることがない。9.11についてはアメリカの人々の苦しみは報道されるが、報復攻撃を受けたアフガンの人々の姿は一切報道されない。

    爆弾の下に、多くの犠牲者がいる。もちろん民間人もたくさんいる。小さな子供や老人だってたくさんいる。9.11のビルの中の人は想像できる人であれば、アフガンの爆弾の下にいる人も想像できるはず。書籍はいくつか出ているものがあるので、疑問に思った人はぜひ手に取ってみてほしい。

    書籍の内容は、アフガンやタリバンの話を中心に、現状がどのようになっているのかを書き連ねてあるのだが、「戦争しか知らない子供たち」というタイトルにしては、あまり子供がクローズアップされていない。

    どちらかというと作者の身の回りの様子が書き綴ってあり日記的な要素が強い。偏向報道もあり、あの辺の事情って込み入ってて良く分からないんですよね。現地で働いている人も十分理解できていないようです。

    どんな理由があれ、やっぱり戦争は反対だ。人を殺すことに正義なんてない。

  • メディアでは分からない,現地の事を知る事の出来る良書.

    現地で仕事をしてる・していた人にしか分からない・語れない事が,著者の視点・経験を通じて書かれており,決して机上の空論ではなく…

    この本を初めて読んだ7年後,気になって山本さんの本を検索してみました.

    本としては入手は厳しいけれど,ネット上でいくつか読めるので,気になった方は,検索して読まれる事をお薦めします.

  • 日常が詳細な割に、ずいぶん道に迷っている筆者さんだなあという印象があります。専門書ではありません。

    ちょこりちょこりと知らない事実がちりばめてあるので、興味のある方は読み物としてどうぞ。間違っても旅行記や意見文とは思わぬよう。ジャンルというと・・・日常雑記です。

  • タリバンとか、知らない存在は怖いけど、
    相手を知ることが第一歩だと感じた。

  • UNHCRカブール事務所長だった経歴を持つ方の著書なので
    期待して読んだのだが・・・

    目新しい事も特に書いてなかったし、なんだか拍子抜け。
    こういう種類の書籍はどうしてもアフガニスタンの歴史、
    著者の略歴、著者の仕事内容の紹介になりがちだと思うが、
    もっとUNHCRならではのリアルなエピソードを読みたかった。

    興味のある方はこちらをどうぞ。
    http://www.i-nexus.org/gazette/kabul/index.html

    【図書館】

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