パレード

著者 :
  • 幻冬舎
3.42
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本棚登録 : 1279
感想 : 271
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001558

感想・レビュー・書評

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  • 映画も素敵

  • 吉田さんは本当に若者を描くのがうまい!さっすが!と思って読んでいたら最後がまさかすぎていい意味で裏切られた!
    誰かと切実に語り合いたい、自分はなにをしているんだろう、演じていない自分っているの?というような普段思っていることがぎゅっと詰まった物語。
    共同生活いいなぁ

  • マンションの一室をシェアしている人たちの群像劇。
    ところどころに登場人物たちの持つ毒が覗いていて面白いです。

  • すべてラストにさらわれました。
    最初はおかしくって読みながら笑っちゃったりもしたんだけど、
    ラストに心をさらわれ空っぽになりました。
    怖いと思いました。
    わらっていいとものくだり最高だった。
    伏線がわかりやすっ

  • 衝撃だった。
    読後しばらく作品の世界から抜けられなかった。

  • 他人と住むならこういう関係が一番いいと思う
    ていうか自分がこういう風にしかできないから一緒に住む人にも同じようにして欲しい

  • 意外なオチのせいでいつまでも深い余韻を残す代表作。

  • 図書館で。
    映画とどっちを先にするかなあと迷ってたんですが、図書館で予約がまわってきたので先に読みました。

    面白かった。
    この作家さんの他の話も読んでみたいなと思いました。
    映画が楽しみ。

  • 後半の展開にゾクっと来た。

  • まあ色々書きたいことはありますが、軽い感じで。
    感情移入はすごくできますね。私は15歳の中学生ですが
    それでも何か、こういう人達って居そうだし。
    またこの人達の考えていることが、結構「わかる!」という
    ことがあります。何気ないことですが、
    少しだけ淵を除くような、芥川賞的なそれ。

    ……うーん、でも何か、最後、自首してほしいって
    思ってしまいますね。文藝作品だから、その描写は
    要らないんだろうけど。まあ、不可解な読後感ではありますよね。

著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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