夜明けの晩に 上

著者 :
  • 幻冬舎
3.11
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本棚登録 : 17
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001633

作品紹介・あらすじ

両親を不慮の事故で亡くし、祖母と暮らす17歳の美少女・満奈は、幼い頃から予知夢に悩まされてきた。彼女の夢に繰り返し現われる『かごめかごめ』のわらべ歌。白い靄の中から漏れてくるのは少女たちの歌声とどうしても姿を現わさない恐るべき何者かの気配だった。見えざる敵に打ち克つために、満奈は『かごめかごめ』の謎解きに挑む…。

感想・レビュー・書評

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  • 「かごめかごめ」が、聖書の出エジプトに繋がってしまいました…
    日本人のルーツの記述などはとても興味深いです。

    下巻に続く。

  • 一言で言えば、ベタ。
    確かに、日本の童謡がインドとか外国の神様に関係してるとかはすごいけど、ストーリーとしてみたら心に深い傷がある美少女ってすごい使い古された感じ。話しはすごいのでもっと設定にもこだわって欲しかった。

  • 満奈はインターナショナルスクールに通う17歳。幼い頃から予知夢を見てきた。後ろの正面に猿田彦がたつのを見て古代の歴史にのめりこむ。日本の神々には中近東の名前を重なるものがある。かごめ、かあごめにはイスラエルの歴史が秘沈されている。
    モデルの撮影に行ったインドでさらなる確証を得る。
    神代からの歴史を改めて検証する壮大なロマン。

  • 日本の童謡が、まさかインドに通じているとは・・・

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著者プロフィール

やまだ・まみ―作家・博士(人文科学)・インド工科大学客員助教授・公益財団法人日印協会理事・明治学院大学特命教授。
1960年、長野県生まれ。明治学院大学経済学部卒業後、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で海洋学、インドのデリー大学大学院でインド哲学を研究。2009年、高野山大学大学院修士課程修了、修士(密教学)。2014年、お茶の水女子大学大学院博士課程修了。博士論文のテーマは『カウラ事件の研究』。1990年よりインド文化関係評議会の招聘を受けインド神話を調査研究。1996年より2001年までニューデリー在住。1996年より毎年『ブリタニカ国際年鑑』のインドの内政・経済・外交記事を担当。2001年、日印芸術研究所(インド政府認可法人)言語センター長就任。著書に『ロスト・オフィサー』『死との対話』(ともにスパイス刊)、『夜明けの晩に(上・下)』『ブースケとパンダの英語でスパイ大作戦』(すべて幻冬舎刊)など多数。
ホームページ:yamadamami.com

「2016年 『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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