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著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 42
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001770

感想・レビュー・書評

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  • 後半のQ&A
    質問に対する吉本ばななの答えっていうのは
    いつもかなりそっけない感じで、
    最初の方はあんまよく見てなかったんだけど、だんだんそれこそが質問に対する一番いい答え方なのかもしれないと思った
    全然自分の意見を押しつけないというか・・そんなもんか!と思って生きていけばいいというその考え方こそが人を楽に出来るのだろうなあと思いました。
    これがファンの多い由縁でしょうね

    そんなもんかと思って生きていくことのできないわたしだけれども、この人の本を読む度にほんのちょっと心が楽になります。

    「読んでる間の2時間、忘れさせてあげられればいい。それで十分」
    というばななさんの言葉通りのばなな作品でしょう。

  • 表紙がなんだかよかったので買ってしまったが、日記の部分は「ミルクチャンのような日々〜」で読んだことあったわ〜

    後ろのQ&Aは読んだことなかったから面白かったでももの凄く膨大な量だった・・・。
    久しぶりに2週間もかかって読んだ・・
    まあ毎日読んでたわけでもないが・・。

    質問に対する吉本ばななの答えっていうのはいつもかなりそっけない感じで、最初の方はあんまよく見てなかったんだけど、だんだんそれこそが質問に対する一番いい答え方なのかもしれないと思った
    全然自分の意見を押しつけないというか・・そんなもんか!と思って生きていけばいいというその考え方こそが人を楽に出来るのだろうなあと思いました。
    これがファンの多い由縁でしょうね

    そんなもんかと思って生きていくことのできないわたしだけれども、この人の本を読む度にほんのちょっと心が楽になります。

    「読んでる間の2時間、忘れさせてあげられればいい。それで十分」
    というばななさんの言葉通りのばなな作品でしょう。

著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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