マネーロンダリング

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著者 : 橘玲
  • 幻冬舎 (2002年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001862

マネーロンダリングの感想・レビュー・書評

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  • ベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』で有名な作者さんのデビュー作。10年以上も前の本なので,パナマ文書とかISなんかのテロ組織もあって事情は変わってきているんだろうなあとは思うが,もともとマネーロンダリングの手法に興味があるわけではないので全然気にならない。お金が元で人生が変わってしまった女性と主人公の関わりを描いたストーリーこそこの作品の真骨頂だと思う。

  • マネーロンダリングを題材にしたサスペンス小説。結末がもっと爽やかだったら良かったのにと思う

  • 米国のヘッジファンドで運用を担当していた工藤秋生は、最新の運用理論について行けずに挫折して退職する。5000万円ほどの蓄えがあり、すぐに食い詰めるわけでもなく、かといって一生働かなくても困らないほどでもない中途半端な境遇。香港で邦人相手に、税金逃れを指南するアドバイザーとして小銭を稼ぐ毎日だった。そんなとき、若林麗子という女性から、夫が稼いだ5億円の所得隠しを依頼される。明らかな非合法行為を指南するには抵抗のある秋生だったが…。
    基本的には、金融のお話。物語は二の次という感じだが、まあまあ面白い。

  • 普段読み慣れない部類の本ですが、本の世界に引きずり込まれました。単にお金の闇という話ではなく、お金という入り口を通して引きずり込まれていく様に正直怖さを感じました。
    投資に興味がありいわゆるマネー本を読んでいますが、そうした本では触れられていない部分がこれでもか、というぐらいでてきます。そういった意味では読む価値がある、というか一度は読んでおいた方がよい本だと思います。ただし、読後しばらくは現実世界にもどのるは厳しいかも?

  • シティバンク香港
    匿名講座:税金かからない
    香港ビジネスの掟:紹介者の面子をつぶさない
    ドル建て決済のときのバブ銀行:コレスポンデント銀行
    海外の私書箱にステートメント送付
    個人情報は買える
    「お金には色がついている、汚い金には手をつけない」
    「一番良い運用は税金を少なくすること」

  • 小説としては不必要な挿入話やベタベタ展開が目に余るが純粋に香港の金融事情や経済書としては為になる本であった

  • お金にまつわる表裏の情報をちりばめたノワール小説。


    以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。


    感想
    金融や裏社会のトリビアは
    ホントかウソかは判別できませんが、
    説明が詳細なため、ホントと思わせる説得力があります。

    読後感としては、
    「ナニワ金融道」ならぬ「香港金融道」という印象です。
    また、謎の女に裏社会を含めた多くの男が振り回されるストーリーは、
    馳星周の「不夜城」も彷彿させます。

    香港と日本をまたにかけて
    謎と陰謀が徐々に明らかになる展開は面白いのですが
    もろに男視点の話なので、
    女性の読者には拒否反応が出るかもしれません。

    ★★★= 60点以上 = It's ok.

  • 香港と日本を舞台にした経済小説。読み物としても面白かった。

  • お金を中心に様々な人間ドラマが展開されます。
    書かれいることが実際にできるかは別として、どんなに大金でも汚いお金を手に入れた人間は幸せになれないことがよくわかります。
    小説として読んでいて面白いです。

  • 久しぶりに経済小説を読んでみた。

    2年ほど前にある経済小説を読んだ際、たしかに経済、財務的知識

    は身につき大変面白かったのだが、どうも一流作家の小説を読んだ

    後だと表現が稚拙でストーリーも劇的ではなかったので続けて読む

    ことはしなかった。しかし今回はたまたま図書館で見つけ、テーマ

    が面白そうだったので、それほど期待はせず挑戦してみることにし

    た。そして見事にその期待を裏切ってくれた。主人公は元金融機関

    のトレーダーで、ある程度の財を作ったあと、香港で日本人向

    けに節税対策のアドバイスをするなどしていた。その際主人公を訪

    れた超美人の依頼があまりにも奇妙で、その依頼を成し遂げようと

    するとともにその裏に隠された秘密を探偵気取りで突き詰めてい

    く。そして最後には予想もしないような展開が待ち受けている。と

    いったストーリーである。

    橘氏はマネーロンダリングの難解な知識はもちろんのこと、読者を

    あっと言わせるような伏線のはりかた、頭の中にその画をイメージ

    できるような表現など作品のすべてに置いて読者を満足させてくれ

    る。橘氏の経歴は大学以降はわからないがおそらく金融機関での勤

    務歴があるのではないかとおもう。それに加え、作家としての資質

    も間違いなく備えているという、なんとも羨ましい。作家として実

    際に主人公のような生活をしているかもしれない。人生の早いうち

    に財をなして、颯爽と自由に暮らせる環境を作るはだれもが憧れ

    る生活だろう。簡単な仕事や投資だけで生活していけるのであれば

    なんと自由な暮らしができることであろうか。現代人、特に日本人

    は社会人になってからというもの定年を迎えるまで、労働、労働、

    労働でほとんどまとまった長期休暇をとることが社会的に許されな

    い。欧米では長期休暇を取らないと行けないという決まり

    まであるのにもかかわらず。誰かが言っていた言葉。

    「人は若い時には時間はあるけどお金が無い。社会人になるとお金

    はあるけど時間がない。」

    なんとも自由とは言えない人生なのであろうか。

    サラリーマンになってしまえばある程度の束縛から逃れられること

    はできない。あと数年で私もその一員に加わることになる。世の中

    の大半の人はきっとその運命をたどるのだろう。

    さて私はサラリーマンを選ぶのか、もしくは10年後には南の島で

    プカプカと暮らしているのだろうか、それとも・・・。

    この時期にこの本に出会えてほんとに良かったと思う。

    人生のあり方について考えさせられ、そして楽しませてもらった。

    これで橘氏の大ファンとなり、他の作品を探したのだが残念ながら

    小説はもう一作品しかないようだ。

    「永遠の旅行者」

    すぐにアマゾンで取り寄せ、もう実際に読んだのでまた後日レ

    ビューするつもりだ。

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