女優の夜

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著者 : 荻野目慶子
  • 幻冬舎 (2002年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344002357

女優の夜の感想・レビュー・書評

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  • 妻子ある男性のとのスキャンダル以降、表舞台から遠ざかっていた著者が再び同じようなスキャンダルで注目を集めた。
    その後、以前の悲劇と共に綴られている一冊。
    女性として、女優として決して楽ではない道を歩いてきたと思う。でもそれがあるからこそ、素晴らしい女優、役者になれたのではとも思う。「芸の肥やし」とは良く云ったものだ。役者は私たち凡人とは違うものを持っているからこそ、不幸なことも多いのではないだろうか。

  • 吉田豪さんのインタビューを読んで、興味をもって読んででみました。きれいにまとまっていたし、読みやすかった。もちろん、壮絶でもある。いちばんびっくりしたのは、彼女がものすごく小さい人だってことかな。迫力があるので、なんか、大きいとはいわないまでも、小柄だとは思っていなかった。

  • 内容(出版社/著者からの内容紹介)
    私は、モラルでは解決のつかない、自分でもどうすることもできない心や体を抱えてしまった。「生と死」「生と性」……二つの恋愛で直面した永遠の命題。自らの半生を綴った壮絶な愛のドキュメント。
    【感想】女優・荻野目慶子の自伝。恋人の自殺、そして監督との不倫。あまりにも有名すぎるあのスキャンダルの真相が本人の手によって本人の言葉で語られています。彼女の生き方、感性が実に繊細で美しい。同じ女として魅力を感じる女性ですね。

  • 『女優の夜』(幻冬舎)を読んでいる。また幻冬舎の流行ものか?と思って読んだけれど、内容はかなり重いし、深いものだった。荻野目慶子さんというと南極物語の犬を飼っている田舎の女の子という役が思い出される。彼女自身もなんとなく線が細く、清純派女優さんっぽく思っていた。が不倫の後の、相手の映画監督の自殺、先日亡くなった、深作欣二監督との不倫とその印象がこれほど変わってしまった人もあまりいないのではないか?しかし、人の印象とは第三者が決めることであり、本を読んでいると、全く変わっていない彼女が見える。繊細で、心根が優しく、不器用な女性。ただ一本強いものを持っている人だから、今まで生きてこられたんだと思う。それほどに、波瀾万丈だ。自分の愛した人を責めたりは決してしない人。自分が好きになったことに責任をちゃんと持てる人だと思った。以前NHKのETV特集で『逆境からの出発』というインタビュー番組に出ていたのを見たことがあるが、なんだかその雰囲気が凄かった。目が離せない感じだった。一言々振り絞りように言葉を探してた。彼女は女優さんだから、すべての経験は、これから女優というところで、還元できるんだろう。弱々しく見えるけれど、もの凄い強い何かを持ってこれからも生き抜いていくように思う。最終的には自分の人生に酔っている感じも否めないから、やっぱりこの人は根っからの女優さんなんだよね。

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