- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344002760
作品紹介・あらすじ
棺桶に入る時、あなたは後悔しないか。何とか人生を変えたい、と思い悩む全ての人に-。3年に及ぶ取材を経て書き下ろされた著者、初の渾身のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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内館牧子おもしろい。
才能とは、教えることが不可能な領域を、教えなくてもできる能力。
清岡卓行の詩。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
意欲作。
飛んだ自分からみると、まあ、そんなものだとは思うけど、
飛んでないひとからみると、参考になるところは
多いだろう。
なぜ、飛べたのか?
何も知らなかったし、何も考えなかったからかもなあ。 -
偶然図書館で見かけて題名に惹かれて借りた本だが、もっと早く出会いたかったと思うほど読んでよかった本。
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このタイトルは、いくつになっても惹かれます。著者が、夢の実現のために行動した人、しなかった人にインタビューしたものです。
行動した人だけを賛美するのではなく、行動しなかった人も、どのようにその後の人生の落としどころを見つけたか、また夢を叶えるタイムリミットについても書かれています。 -
著者は三菱重工業のOLを13年勤めた後、脚本家に転身した内舘牧子氏。
一般人の「夢を叶える」、ということについて書かれたエッセイ。
本書の良い点は、ありがちな「夢に向かって挑戦し、成功した人」、の話だけでなく、「現在の職場で夢を見つけた人」、「夢に向かって挑戦をして、失敗し、そのこと悔いている人」、「夢に向かって挑戦せず、今現在後悔している人」の話など、様々なタイプの方々の話が載っていることである。
個人的に「夢に向かって挑戦をして、失敗し、そのこと悔いている人」の話は読んでいて、かなり生々しく衝撃であった。
また、本書の取材対象は、全て著者の友人知人である。そのため、既存の同種の本と比べ、かなり各人の本音を含んだ、リアリティのある内容となっている。
単純な読み物としても十分面白いので、オススメ。
現在は文庫版が出ているようなので、購入される方はそちらをお勧めいたします。 -
「自然体が一番」という考え方。
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筆者は横綱審議委員のあのおばさん。三井重工業で13年間のお茶くみ、コピーに見切りをつけて、脚本家に「飛んだ」人。本書では、「飛んだ人」「飛ばなかった人」「飛べなかった人」「飛んで良かった人」「飛ばなくて良かった人」「飛んで後悔した人」達の様々な思いと事情が語られていて、サラリーマンの一員としては、非常に興味深い内容である。本書にも書かれているが、「飛んで良かった人」はクローズアップされるが、「飛んで後悔した人」のことはほとんど世の中で語られることはない。世の中にはどれだけの「飛んで後悔した人」達がいるのであろうか。さて、俺はどの人達の仲間になるかな。
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2007/05 図書館
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とにかく、つまらない人生を歩みたくないということです。