できる人は5分間で仕事が終わる (WISH BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344004412

感想・レビュー・書評

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  • 原題は「仕事を完璧に仕上げて、さらに余裕で遊べる」。タイムマネジメントの本だが、既存の様々なテクニックが何故うまくいかないのか、そしてそれらに代わるどんな方法があるのかを教えてくれる。
    特に秀逸だと思ったChapter2「魔法使いからの5つのアドバイス」のまとめを自分なりに追記&修正して以下に記しておく。
    ・優先順位付けは、緊急事態か差し迫った期限に間に合わせる場合に使う。(通常の状態で使うとやり残しが発生する。)
    ・「今すぐやる」は、日常業務や、やり方の決まった仕事を行なう場合に使う。(GTDの2分ルールのように短時間で完了できるタスクに向いている。)
    ・チェックリストは、特定の計画を必要な行動に分解するためか、特定の仕事を確実に終了させるために作成する。
    ・プログラム(マイルストーンごとに細分化したスケジュール)は、他人と自分の行動を調整するために作成する。

    他に参考になったのは、短時間で課題について書いてみるというエクササイズ。取り組まなければいけないのに手付かずになっている課題について、5分間休むことなくひたすら書く。それだけでも新たな閃きが得られる。

  • シゴタノノ大橋さんオススメの本だけに、TaskShuteを思わせるような内容が満載。TaskShuterは一度は読んでおいて損はないと思う。

  • 時間管理方法を学びたいならこれがマストかもしれない。いろんな本でちょこちょこ書かれているけど、一番体系的に整理されている。習慣化するにはトレーニング必須ですが。

  • タイムマネジメントと言うと
    「優先順位」や「ToDoリスト」
    「嫌な仕事から始める」
    など、いろいろな考え方があります。

    本日ご紹介する本は、

    ちょっとかわった視点からの
    タイムマネジメントを提案した1冊。
    斬新な提案に溢れた英国のベストセラーです。

    ポイントは
    「抵抗の克服」

    大きな仕事をする場合には、抵抗感が生まれます。
    でも、そこから逃げようとすると、
    簡単な仕事ばかりするようになって、
    結局、1年を通して大したことができなかった
    ということになります。

    いかに、抵抗を克服して
    取り組みにくい仕事を進めてくかがポイントです。


    「できない覚悟」

    ”時間があればできる”と思っていることは
    結局できない可能性が高いです。
    でも、自分ではやろうと思っているので
    いつかはできるような気持ちになります。

    でも、そのように思っているものは
    ”できない”と覚悟しましょう

    そして、もしそれが”できなかったら”どうなるのかをリアルに想像し
    できなかった時の苦痛を増大させることが重要です。


    「期限の効果」

    制限時間が来たら仕事が途中でも必ず働くのを止める
    というやりかたがあります。
    制限時間が来てもやり続けてしまうと
    期限の効果が消えてしまいます。

    期限をオーバーした時の苦痛を増大させて
    次は期限に間に合うようにに工夫を重ねていくことがポイントです。


    「自分を雇う」

    人の仕事をする方が、自分の仕事をするより楽です。
    なぜなら、人の仕事はある程度人が考えたダンドリを
    言われた通りやればいいので、考える苦痛がありません。

    自分の仕事をやる抵抗を和らげるには
    自分の仕事に自分を雇うつもりになってみます。

    自分を雇うためのダンドリさえ考えれば、
    後はそのダンドリ通りやればいいので
    考える苦痛がなくなり、行動しやすくなります。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    時間の値段は、行動にどれだけ注意を向けるかで決まる
    どの仕事にどの優先順位を付けるかではなく、その仕事がやりきれるかどうか
    「注意を向けたことが、自分の生きる環境になる」=人生の法則
    注意を向けることはお金をかけることであり、注意には限りがある
    制限時間が来たら必ず働くのを止めること。 続けると期限の効果が消えてしまう
    人の仕事をする方が、自分の仕事をするより楽である=自分を特定の仕事をするために雇う
    行き詰まることは必ずある=それを崩せる初めの一歩が見つかるまで分解する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1 まず、“NO”と言う
    2 魔法使いからの5つのアドバイス
    3 人間の持つ最高の道具―注意力
    4 締切りがない仕事の対処法
    5 短距離走のように仕事をする
    6 プロジェクトにはどう対処するか?
    7 仕事の枠組みをシステム化する
    8 それでも「やりたくない」仕事の対処法
    9 私の時間日誌
    10 さらに人生を豊かにする3つのこと
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/10e799c819e5f39a.png
     

  • 実践あるのみ。少しずつ試してみようと思う。
    1、翌日実践することを決めて、必ず実行する
    2、抵抗感のあるものから始める
    3、時間を分散して、すべての仕事に短時間ずつ取り組みローテーションでまわしていく(ただ、その前に本当に必要な仕事のみ取捨選択することが大切)
    折に触れて読み返し、自分の状況を反省することも必要かも。

  • タイトルは嘘です。仕事が5分で終わるノウハウなんてどこにも書かれていませんので。こういう大げさなタイトルをつける本はあまり好感がもてないのですが、内容は参考になる点が多くあります。
    特に抵抗感の強い仕事を進めていくための方法はとても気に入りました。

  • ・毎日翌日に間違いなく出来る事を決めて必ず実行する(負荷を調整する)
    ・抵抗や悪習の克服は大きな苦痛を与えること
    ・短いダッシュ時間を利用する
    ・完璧を求めない。時間を決める。

  • タイトルがもったいない。
    昔からToDoの考え方でなくチェックリストの考え方だと
    思っていのたで共感できる。

    2022年にポイントを読み直したが、今でも十分通用する。
    割り込みの考え方に、衝動の考え方は行動心理学にも言えることなので。
    この時代は、改めてGTDを筆頭に攻略法がそろっていたなと感じる。

    仕事をするということと、仕事の対象に向き合うことは分けて、完了する意識を。

  • 抵抗感のある仕事への対処は非常によかった。
    ただ細かい内容やメインになってる5分間ダッシュ法があまり好きになれなかったのでこの評価。

  • 5分間ダッシュ。
    仕事の二等分。

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