ホワイトグッドバイ

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 138
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344004429

作品紹介・あらすじ

最期のときあなたは誰と何を見ますか?ベストセラー『天国の本屋』の著者が描く書き下ろし純愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • 4-344-00442-6 213p 2003・12・20 2刷

  • 事件とか警察とか、なんかあんまり「らしく」ない世界観のような・・・。
    一瀬さんがカッコ良さそうでドキドキしました。

  • 水川と京子、水川と志保のやりとりがすき。

    後半はうるうるしっぱなしでした。

    最後に語られる水川と京子のやりとりがすき。

  • 北海道で起きた殺人事件。
    被害者には多額の保険金が掛けられ
    受取人にはその元妻と娘が為っていた。
    保険金殺人としてその元妻が重要参考人として
    警察はマークするが
    罪状がハッキリする前に彼女は病死してしまう。
    時を同じくして、二人の男が
    この真冬の北海道を訪れる。
    ひとりは、ある覚悟のもと過去の思い出を胸に
    そしてもうひとりは、その男を追って・・・。
    なんの接点も無い事件が
    とあるキッカケから一本の線へと繋がっていく・・・。

    真冬の北海道を舞台に
    それぞれの立場の人間達が
    それぞれの過去の決着をつけるために
    運命に導かれ交差して行きます。
    そこには人の強さや弱さ、優しさや儚さが
    折り重なりあっています。
    でも最後にはきっと、眩しい太陽の光の中に
    人の強さと優しさを見る事でしょう・・・。

  • 不思議

  • 「もし神様が許してくれないんだったら、私が許してあげる」

    久々に大号泣本。凄く大泣きだったのでした。
    前半は相変わらずなんだか上手く掴めない登場人物とその背景との移り変わりで全く読めないのだけれど、途中からぱぁっといきなり開けたように分かってくる。
    あまりにもできすぎていて、いかにもお話なんだけれど、しっかりと作られた感がありありとあって、安心して最後まで読み進めることができる。天国の本屋もそんな感じだったなぁ。
    とにかく、何か心にあるわだかまりみたいなものが凄い勢いで溶けていってくれそうな、そんな1冊。
    そして久々に本を読んで凄く泣いた。とても良かった。
    もし、映画化されるなら、水川はトヨエツに!志保はタベミカコちゃんにやってほしい!!

  • 天国の本屋シリーズとは一線をかく作品。結構ハードボイルドです。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    最期のときが近いと知った水川は、北海道へ戻る。12年前に出会った女性と、もう一度あの景色を見るために。ベストセラー『天国の本屋』の著者が描く、永遠に忘れられない、一瞬の出会い。

    内容(「BOOK」データベースより)
    最期のときあなたは誰と何を見ますか?ベストセラー『天国の本屋』の著者が描く書き下ろし純愛小説。

  • 松久作品のなかでは珍しくややサスペンスチック。
    恋愛の要素がそれほど強くなかった(はず・大分前に読んだので)ので、個人的には1番お気に入りです。

  • 中盤まではこの本あわないとおもってましたが終盤のほうの描写はきれいでよかったです。ただ一冊の本としてみると中途半端な感じです。

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著者プロフィール

1968年生まれ。作家。著書に『男の出産』『マリコはたいへん!』など。またコンビ作家「松久 淳+田中 渉」として、映画化もされた『天国の本屋』シリーズ、『ラブコメ』シリーズなどがある。オフィシャルサイトhttp://www.matsuhisa.com/

「2013年 『男のミカタ2 酒の席で説教はやめてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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