- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344004788
作品紹介・あらすじ
「7つの習慣」を日本に紹介した立役者が成功技術の全貌を明かす。
感想・レビュー・書評
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成功への道
・古い行動パターンと古い思考パターンの罠にはまっている→自分の夢を発見する→なぜか?→理由は?→どのように?今すぐ行動する
1.心を決める
→成功とはどういうことが起きても素晴らしい反応を選ぶこと
→優れた意思決定の7つのステップ:事実を把握する、望む結果を明確にする、方法について考える、長所と短所を検証し最善の案を選ぶ、リスクを評価する、他人の意見を聞き案を改善し代替案を考える、遅延なく実行せよ
→決断の筋力を鍛えておく
2.成功者のパターンを学ぶ
→教えて学ぶ、学ぶために教える(本を読んだ際に重要なポイントの話を聞いてもらう)
→メモを取り、アイデアを図にし、学んでいることを他人に教える
→学習とは行動を変えること
→記憶力を高めるには学んでいる概念な関連性を持たせる
→学習の目的は、区別、スキル、参考材料を獲得すること→スキルを身につける鍵は反復(⭐️同じ本を何度も読み返す)→モデリング:望む結果を得ている人を見つけて、その人がやっていることを見極め、それを真似る→違いをもたらす違いを探す
3.無限健康を手に入れる
→水分の多い食べ物:新鮮な果物、野菜、フレッシュジュース、水を摂る
4.自分の感情をコントロールする
→感情の材料は焦点(V)、言葉(A)、身体の使い方(K)
→感情を変えるためには動きを変える
→人を動かすためには名刺と動詞を使うことめ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013/08/28に紹介された本
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本書がユニークなのは、「状態管理・感情管理」にあると思う。
よくある自己啓発書は、まず願望を明確化せよと説く。しかし、たいていの自己啓発書は、どうやって願望を明確化するのか説明しない。ナポレオン・ヒル系の自己啓発書は、頭で無理やり考え出して心に無理やり刷り込めという感じで、苦痛でしかない。
本書は、得たい感情を言葉にせよと説く。得たい感情を基にして、目標・計画を立て、行動し、どんな感情が得られたか自己観察せよと説く。なんとシンプルで、納得できる方法論だろう!
自分の過去の決断を振り返ると、どんな感情を得ようとしたのか言葉にすることなく決断していた。それって、初めての土地でカーナビなしで運転するのと同じなんじゃないか?決断をするときに、どんな感情を得たいのかとセットに考えたら、カーナビで目標地点を定めるように決断でき、しかも、その感情に近づいているのかカーナビのように日々の生活でチェックできるのではないだろうか?
そんなすごい本なのに、★4つに評価したのは、本書のうち「状態管理・感情管理」以外のところは、余計に感じたから。 -
「もしあなたが十分に大きな『なぜ』を持っていれば、『どのように』というプロセスはどんなに難しいものであっても耐えることができる」
「なぜ」という質問に答えていて、その理由があなたにとって十分に大きなものになっていれば、あなたはそれを実現するための方法を必ず探し出す。
問題は新しい決断を下す機会に過ぎない。
全ての出来事に対して「力を与えてくれる解釈」を見つけることである。
成功とは、素晴らしいことだけが起こるという意味ではなく、どういうことが起きても素晴らしい反応を選ぶことである!
成功するにはモデリングが有効。
モデリングする誰かの『視覚・焦点』『言葉の使い方』『行動・身体の使い方』を意識すると取り入れやすい。
体内で最も多いリンパ液を効率的に浄化するのは深呼吸
トレードに入る前に5分〜10分の深い呼吸で、エネルギーのレベルに違いが出る。 -
中断中であったが、多分もう読まないと思うので目次をベースに自分なりのメモを書いて終わりにしたい。
人生を成功に導くための「重要な9ステップ」を示した本なのだが、ビジネス書とか自己啓発系の有名な本をいくつか読んでいると、それらの寄せ集めであることがよくわかる。ロバキヨ系とカーネギー系とその他を自分なりにごっちゃごちゃにして出来上がった本だ。なので、正直言って成功本のロングセラーをよく読んでいる人には不要な本と言える。
さらに、本としてはかなり長いので、全部を読みきる気力をがうせる。もっとポイントを抑えて読み込みやすくしたほうが日本人には受けると思うのだが、どうだろうか。
以下、目次に対するコメント。
?決断する
成功本には必ず出てくる「決意表明」。これができればそりゃ成功するでしょ。決意できないから、みんな苦労しているわけで、決意するにはそれなりの目標が必要なわけで(以下省略)
?成功者のパターンを学ぶ(学習)
カーネギー系の本に書かれてる過去のパターン学習。ここにも決意だとか目的意識だとか、いつものやつが出てきてすごくうざい。
?健康
この本で唯一勉強になった部分かもしれない。消化の形態が肉と穀物と野菜ではそれぞれまったく異なるというのはすごく勉強になった。ただ、それは成功論とはまったく関係が無いような・・・・。
?感情の制御
目的を達成するために不要な感情や欲望は制御せよ、っていういつものやつ。いつしか、人生を楽しむことと成功することが逆転してしまっている気がするのだが、どうなんだろうか?
本当にこころから成功を望んでいるのなら、そういった邪念にすら、左右されないとおもうのだが。
?明確な目的を持つ
これもいつものやつ。そもそも、普通の人は自分の仕事を選んだ理由は将来的に見て安定しているとか不安が少ないところを選んでいるわけで、そこに成功とか人生の目標とかそういうものを観点として置いていない。
そもそも、「明確な目的を持つ」などという人生は、強烈な趣味があるとかそういう「偏向的な生活」を送っている人にしかあてはまらないわけで、人生を成功に導くための手段のひとつにこれを取り入れるのは個人的には間違っていると思う。
それをいうなら、「お金持ちになるためのステップ」になるだろう。
?時間管理
?行動する
?改善する
?リーダーシップ
ここはビジネス系の本に書かれているもの。時間管理なんてのは基本中の基本だし、行動と改善をくりかえすのはPDCAサイクルの基本。リーダーシップなどは組織を従えて前に進むために必要なことのこれも基本。
この本を読むより、自分が前に進むために何が足りないのかを見極めて、その分野に限った本を集中的に読んだほうが効果は高い。 -
ベストセラー『7つの習慣』を日本に送り出したジェームス・スキナー氏による、「違いをもたらす違い」に関する集大成となる本。
9ステップは、四つの基礎(決断、学習、健康、感情)と成功のサイクル(目的、計画、行動、改善)とリーダーシップから成る。
今まで多くの自己啓発書を読んできたが、それら様々なベストセラーのエッセンスが詰め込まれており、単に著者の集大成ではなく数多の自己啓発書の集大成のように感じた。本書に含まれるエッセンスの元となる本は(一部は参考文献として書名が挙げられているが)、読中に気づいただけでも以下のとおりである:7つの習慣、TQ、GTD関連書、Fit For Life、道は開ける、あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言。
今まで類書でリーダーシップ論について読んでも「自分は仕事でリーダーの立場にないし部下を持っているわけでもないから関係ない」と思ってほとんどスルーしていたが、個人の成功のために他人を巻き込む時にリーダーシップが必要であることを初めて得心した。 -
ボリュームがありすぎます!
とてもシゲキを受ける本です。
以下、ポイント箇所の抜粋メモです。
○お目覚めの質問
1.今、私は何を感謝しているだろうか
2.今、私の人生のどこが素晴らしいのだろうか
3.今、私であることはなぜすばらしいのだろうか
4.誰が私を愛し、私のことを大切に思ってくれているか。
5.私は誰を愛し、誰を大切に思っているか
6.今日、私は誰を助けるか。その人のために何をするか
7.今日、自分の人生をより素晴らしいものにするために、私は何をしたいのだろうか。
8.今日、最も大切なことがひとつだけあるとすれば、それは何だろうか。
9.それを突拍子もなく楽しむために、どうするか。
10.必ず成功するとわかっていたら、私は何に挑戦するか
11.今日、自分自身を最高の状態に保つために、何をするか
12.今日、私は自分と他人にどんな贈り物を与えるだろうか。どんな思い出を作るだろうか。
○ビジネスにおける問題解決の質問
1.顧客を完全に喜ばせるために何ができるだろうか。
2.そうすれば単に注文をとるだけでなく、顧客との新しい関係が築けるだろうか。
3.この状況の何が素晴らしいのか。どのようにそれを活かすことができるか。
4.どうしたらこの状況を楽しむことができるだろうか。
5.競合相手を狂いそうなほど嫉妬させるために、どんな商品の特徴やサービスを加えることができるだろうか
6.私たちがどうのようにすれば、この出来事を誇らしげに自分の子供たちに
話せるようになるだろうか。ここでどんな貢献を遺したいと思うのだろうか。
7.このプロセスをどうすればもっと簡素化できるか。
8.どのようにこれをシステム化し、つねに同じ質の高い結果を出せるようになるか
9.どうすればされに高い価値を提供することができるか
10.さらにいろんな資源にアクセスし、もっと大きなスケールで行動するために、どうするか。
11.どうしたら、これをさらに改善できるか。
12.どうすれば、関係者全員にとってWin(やって良かったと思う状態)にすることができるだろうか。 -
あの「7つの習慣」を日本に紹介した著者が書いた、成功へのステップ。この本のユニークな点は、食生活を含めた日常の生活パターンにふれているところ。成功する人は、習慣化が重要ということを知っているのだ。