空の香りを愛するように

著者 :
  • 幻冬舎
3.20
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本棚登録 : 138
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344004863

感想・レビュー・書評

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  • 【内容】

    集団レイプに巻き込まれた綾渡紅葉は、不可思議な生命体を身ごもってしまう。
    最愛の恋人・コウとの破局の不安に怯えながら、復讐の機会を待つ紅葉の前に、赤いジャンパーを着た少年が現れた。
    「鳥の影から逃げないで。
    逃げたら、一番大切なものを失う」ミツルと名乗るその少年が残したメッセージを頼りに、紅葉は暗闇の中を歩き始めた―。

    決して失われることのない恋の形を描いた最新小説。

    アマゾンより

  • じゃけ読みの一冊なんかおもしろそうと思い読んでみましたまあまあ軽い読み物としてはいいかも・・・

  • 集団レイプに巻き込まれた紅葉の前に、赤いジャンパーを着た少年が現れた。「鳥の影から逃げないで」

    恋愛小説に分類されるのかな?
    描写がきれいでした。
    あと祖父の話が印象的。

  • 内容、忘れた。

  • 集団レイプに巻き込まれた綾渡紅葉は、不可思議な生命体を身ごもってしまう。最愛の恋人・コウとの破局の不安に怯えながら、復讐の機会を待つ紅葉の前に、赤いジャンパーを着た少年が現れた。「鳥の影から逃げないで。逃げたら、一番大切なものを失う」ミツルと名乗るその少年が残したメッセージを頼りに、紅葉は暗闇の中を歩き始めた―。決して失われることのない恋の形を描いた最新小説。

  • 最初は、最近ありがちな不幸自慢&恋愛系なんかな、
    って思ったンやけど、読んでく内に夢中になります。
    でも映画"タイムマシン"並に急に話の方向変えた
    気がしたのはあたしだけ?

  • 「鳥の影」の正体。自分も乗り越えて、誰かのことを大切にしていきたいと改めて思わせてくれた1冊。(2008.1.29)

  • 【集団レイプに巻き込まれた綾渡紅葉は不思議な生命体を身ごもってしまう。最愛の恋人との破局の不安に怯えながら復讐の機会を待つ紅葉の前に「鳥の影から逃げないで」と告げる謎の少年が現れる】
    若い子むけの小説って感じですね。。
    集団レイプに巻き込まれて淡々としてる感じが私には受け付けない。私が高校生当時もこういう主人公みたいな子が1人いたけどもその心理は理解できなかったし。

    思春期当時に読んでたらまた違う感想かもしれないけど。今、この年代ではきびしい。実際に性被害にあった方の告白本とかも読んでるから余計にそう思うのかも。部屋から一歩も出れなくなったり、スカートがはけなくなったり、男の人がみんな怖くなって満員電車になんて絶対乗りたくないと思って実際乗れなくなったり。なので私の中でリアルさに欠けました。

    これは感覚的に読む本って感じでしたね。
    とりあえずこの方の本はタブンこれで読まないかな(^。^;)

  • フクザツ…だけど、心に染みる。

  • これ超キライ。
    こんな女いないだろー

  • 読み易かった!
    現実にありそうな話なのに、ちょっとファンタジーも入ってた。
    ファンタジー系が苦手な私。。。
    普通にレイプされて病気になった子の話なら結構たくさんあるけど、ゲイの子が主人公の彼氏を好きだったり、、と、変わってるトコがあった。
    主人公が彼氏に嫌われたくなぃって思って別れるトコとかは現実味があって感動した!
    表に出てない日本の現状が書かれてた様な。

  • 逃げずに立ち向かうという主題はいいと思うけど、内容的にあまり好みではなかった。エイズとか同性愛など現代の問題を取り上げたような作品。ゲーテの詩はとても良かった!

  • 2007.2/9

  • きれいなタイトルが好きなんだ

  • ミツル!ミツルきれい!ミツルミツルミツル!初っ端で人が飛び降りるのですがその描写がすき。大好き。

  • 相手に自分の気持ちをわかってほしいけど、そんな願いなんて怖くて言えない。本当の愛を見つけていく新鮮な気持ちになれるお話。

  • 桜井さんの本で初めて読んだ本。目をつむりたくなるような表現もあったのだけれどいろんな愛のかたちが存在していて涙が出る。

  • この作家サンスキ

  • 初めて買った桜井亜美の小説。中々面白くて桜井亜美の小説を読んでいくきっかけとなった一冊。追うことは大変だけれど、やっぱり逃げるよりは追う方がいいのかもしれない。

  • 桜井亜美の文章は好きだと思っているのだけれど、久しぶりに彼女の著作を読んでみてなんだかパターン化してきているなあ、と思ってしまいました。

    なんらかの事件に遭った主人公がトラウマを負う→その後に誰かと出会う→その誰かとのエピソードによって前に進んで行くことができるようになる、という図式ができちゃっているなあ、と。

    『イノセントワールド』を初めて読んだときの衝撃からどうも遠ざかってしまっているのは彼女のせいなのか、わたしのせいなのかわからないけれど。

    ただ、最後の終わり方は良かったと思います。

    『この世界にこれほど愛する相手が存在するという、奇跡に対する衝撃。』

    この衝撃を忘れずに紅葉には進んでいって欲しいなあと思いました。

    そして、わたしもその衝撃を忘れないでいたいのです。

  • 集団レイプに巻き込まれた綾戸紅葉はエイズに感染した可能性と子供が産めなくなった事実から最愛のコウの元から去ろうとする。
    だが紅葉の目の前で飛び降り自殺したはずの少年ミツルが何度も紅葉の前に現れ不思議なメッセージを伝える。メッセージにしたがって行動する紅葉は「コウのために自分はいなくなった方が良い存在」だから去るのだと思ってたが本当は事実を知ったコウが去ってしまうのが怖くて耐えられないだけという本当の気持ちに気付いていく。

    こういうのって学生の頃よくあるよね。ちょっと次元が違うけど「子供をおろしたことあるんだけど打ち明けた方が良いかな?」とかね。今だったら絶対に黙っとけ、って答えるけど(笑)
    その頃は「こんな良い人を騙し続けててよいの?」と突っ込まれるともうお手上げだったなぁヽ(´ー`)ノ

    この本でもまた「鳥の影から逃げないで。逃げたら、一番大切なものを失う」なんて抽象的なメッセージが。なんでわざわざ鳥の影?あとアズミとイツキはどうしたんだろ?ミツルこそエイズにはじゃなかったの?なんだかあちこち中途ハンパな感じがする。こんな気持ちになるのは単に最近桜井亜美の読みすぎかな?

  • 「つくりもの」性題材のつくりもの。全くの既視感を感じる事なく、作品を読み終えた昼下がり。………、さて? 読後感を生み出すのが難しかったわ。

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