小生物語

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著者 : 乙一
  • 幻冬舎 (2004年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344006553

小生物語の感想・レビュー・書評

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  • ところどころくすくすと笑えた。空想というか独特のブログ感で、ブログだけど普通ではなくってさすが作家さんだな~と思った。

    「ありえねぇ!」の一時間練習とか、下着売り場を「小さくなりたい」という気持ちで通り過ぎたり(このデパートの話は闇芝居みたいで面白い)ゲームやアニメのネタがマニアックて、本当にくすくすと笑いました。

    島本さんのエッセイにも書かれていたけど、合コンのメンバーが!!すごすぎて「ひょぇ~」と思った。(思わず「私も仲間にいーれーてー!」と思うけど絶対に場違い)


    乙一ファンならば、もっと楽しめると思います。

  • この「小生物語」ですが、自分のことを「小生」または「僕」と言っています。

    私は最初全部本当のことを書いてるのだと思ってました。
    でも、途中で「ん?違うんじゃない?」と思うところが所々あって、「あ、これはエッセイと言っても作り物なわけね」と納得しました。

    だって部屋に缶のゴミがたまって、その缶の山を崩さないように小さい缶を買うようにしたとか。
    そこまでは「ふ~ん。男の一人暮らしってそんなもんか」と思ってたけど、何故缶のゴミがたまるのか。
    それはゴミの収集所が遠いからだ。
    収集所まで行くのに4日かかる。
    という時点でさすがに鈍な私もこれは嘘でしょう・・・と気づきました。(遅いって!)

    それはそれなりに割り切って楽しんで読めました。
    だってやはり感性がすごい!

    13日の金曜日に3人のジェイソンに会ったという。
    それはもちろん例えだけど、この人の目を通したらそんな風に見えるのねと思いました。

    だけど、段々最後のほうに行くにしたがってつまらない話ばかりになりました。
    それは、この小説の元であるブログを読んでたファンが、乙一さんのことを本当にそういう人だと見だしたから、らしいです。

    嘘を嘘としてみることが出来ない。
    そのまんま思い込む。
    そういう人が増えていくことに作者自体少し困惑して当たり障りのないことばかり書くようになってしまった・・・。


    この本で面白い、多分これは本当のことだと思う話がありました。

    ある日、乙一さんがファミレスに入るとマンガ家らしい人がいた。
    何故分かったかというとその人の服にスクリーントーンの切れ端がついていてストーリーを考えてる様子だったから。

    でも見た目さえない中年でみすぼらしい服装のその人を周りの女子高生はバカにしていた。
    すると、中年の男性がその人を迎えに来て、普通では買えないような黒塗りの高級車に乗って一緒に走り去ったそうです。
    後でその人がすごく有名なマンガ家だと知った・・・。
    というエピソードがありました。

    その時、バカにしてた女子高生たちは口をあんぐり開けてたそうです。
    こういうのって胸がすいて気持ちいいエピソードですね♪

  • 小説苦手なひとでも読めますよ(*^_^*)
    とにかく面白いです

  • 内容…★★★★★
    人物…★★★★
    文体…★★★★

    エッセイというか最早ファンタジー。
    こんな面白い日記が続けられる乙一さん凄い。
    本当に発表する気なかったのかな、だとしたら幻冬社の編集者さんグッジョブ。
    ソファーの少年可愛かったなぁ。
    ただ、両端に書いてある補足がちょっと読みにくい。

  • 小生 幻影の癖に存在感があるやつだった。 整備工に小生は後光をみた

  • 中学生のとき乙一にはまっていた。
    当時、発売後すぐに小生物語を買った友達に借りて読んだ思い出。
    くだらないことばかりなのに、10年以上たった今もおぼえているエピソードがあることに驚き。

    この、現実と虚構の境目のあいまいっぷりが紛れもなく乙一の才能なのだと思う。

    私は基本的に同じ本を二回読まない。読んだことを忘れて、これ読んだことあるかも…と最後の方で思うことは度々あるが、自分の意思で二度読むことはない。
    すごく気に入って、いつかまたよみたいと思ったときのために買った本もあるが、それはまだ2度目は訪れていない。

    まさかの、人生で唯一、自分の意思で再読した本が小生物語とは。
    自分でも驚く。

    そして最後にちらっと押井守監督の名前が出てきて、今や義父なんだからすごいよなあ。と思った。

  • 乙一さんが書いてた日記を書籍化したもの。
    あとがき読んでても思うけど、この人の文章好きだわー
    なんか昔書いてたmixiの妄想日記を思い出してしまった。
    あれも頑張り過ぎて書くのに時間かかって、めんどくさくてやめちゃったけど、これくらいのボリュームでやれば長続きしてよかったんじゃないかなあ。

  • 「おもしろかった」それはウソだろ!と思うが、もしかしたらホントかもとちらっと思ってしまう本。脳をマッサージしてくれる、脳がやわらかくなる本。

  • この人の感性は面白かった。
    はじめの頃は面白かったけど、のちのち変な人扱いをされるようになり、大人しくなってしまったのが残念。
    はじめの頃のまま、ずっと続けて欲しかった。

  • ネットで公開されていた日記をまとめたもの。
    まえがきでご本人が「この本に時間とお金を割くのはやめたほうがよい」と公言されているけれど、私にとっては面白い一冊でした。
    日常の出来事にさりげなく不思議なことを盛り込んだ内容は、日記というよりもショートショートや短編を読んでいるような感覚。
    所々に添えられた脚注も楽しくて、読みながら思わず笑ってしまいます。
    それにしてもこの方の発想力は凄いですね。いつも驚かされるばかりです。

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