- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344006645
作品紹介・あらすじ
梅雨。大学のオカルトスポット探検サークルの六人は、京都府の山間部に佇む黒いレンガ屋敷「ファイアフライ館」へ、今年も肝試しに向かっていた。そこは十年前、作曲家でヴァイオリニストの加賀蛍司が演奏家六人を惨殺した現場だった。事件発生と同じ七月十五日から始まる四日間のサークル合宿。昨年とちがうのは半年前、女子メンバーの一人が、未逮捕の殺人鬼"ジョニー"に無残にも殺され、その動揺をまだ引きずっていたことだった。ふざけあう悪趣味な仲間たち。嵐の山荘で第一の殺人は呪われたように、すぐに起こった-。大胆にして繊細。驚きに驚く、あざやかなトリック!本格ミステリNo.1の傑作『鴉』から7年。鬼才が放つ新たなる野望。
感想・レビュー・書評
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冒頭から作者のミスリードにまんまと引っかかっていた。全然気づかずに。なんの違和感も感じずに読み進めたら、最後に怒涛の解決編でビックリ!!!!思わず最初から読み返した。この本の場合、そういう人が多いだろうな。いやー、やられた(苦笑)
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'23年6月10日、読了。麻耶雄嵩さんの作品、何時ぶりだろうか?
幾重にも仕掛けられた罠、結末も「へ?」って感じで…まあ、楽しめました。ただ、仕掛けの一つ(だと思うのですが…?)が、ちょっと不満でした。途中で、なんとなく「変だな」と、気づいてしまって(ᗒᗩᗕ)僕の勘違い、かな?再読が必要かも。
過去、何度か「メルカトル」シリーズにトライして、何故か挫折…麻耶さんの小説は、僕にとって読みづらいのかな?もう一度、チャレンジしてみます。 -
あくまで私にはなんだけど、私の肩かな?ってぐらいむっちゃ凝り過ぎてて最後グシャって色んな意味でなっててよくわからんかった。わかるんだけど…わからん…
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ミステリー初心者のせいかスラスラと読み進められず途中で挫折しそうになってしまいました。万人受けはしない文章でどちらかというと中級者以上向けの作家さんと感じました。
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学生ものの、クローズドサークルものには、弱いかもでふ。
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完全に騙された・・!
でもこれで平戸さんだったら
本当に救われないトコだった・・
あと最後!!
こわいこわいこわいと思いつつ一気読みでした。