セックスエリート: 年収1億円、伝説の風俗嬢をさがして

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007529

感想・レビュー・書評

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  • 内容はタイトルの通りだが、売れている風俗嬢の受け答えをただ載せただけ、という感じでやや残念。筆者も同じ業界で働いた経験があるのだから、もっと自分自身の体験を交えて書けば良いのに、と思ってしまった。

  • 単純に興味本位で手にした本だけれど、あまり中身がないなって感じ。

  • R18版「プロフェッショナル仕事の流儀」といった趣。
    自分自身風俗店には数えるぐらいしか行った事がないが、風俗嬢にも様々なプロ意識レベルの方がいて、「ナンバーワン」と呼ばれる嬢には何かしら光るものを持っているのだと本書を通じて感じる事が出来た。
    最も興味深かったのは、滋賀県雄琴にある超高級風俗店「Z」。恐らく雄琴フォーナイン http://www.9999club.com/main/index.html の事を指しているのではないかと思われるが、総額10万円以上、会員制の完全予約制で、入会には30歳以上で身分証と名刺の提出が必須。店の総工費7億円、フロアは総大理石で家具から灰皿までオーダーメイドという、フィクションの世界の様な店。

    ◇そのお客様が何を求めて遊びに来たのかっていうのをわからなくちゃいけない。(中略)身体を洗う前じゃない?だいたいは。『いらっしゃいませ』で会った時にすぐにわからなくちゃいけない(中略)お客さんと顔を合わせた途端に『ああ、出張さんだな』とか、『ああ、地元の人だな』ってわかるじゃないですか。そこで話すことととか決めて。サービス受けたいだけの人ってすごい、がーっと来るからわかるし。そういう時は『そっかそっかエロモードなんだな―』ってなるし。身体を洗ってる時も、『この人は今日は何がしたいのかな―。どうしたいのかなー』って考えながら洗ってると、その人の好みとかもわかってくるし。身体の触り方も『この人はこう責めてあげればいいんだな』って最初のうちに判断して進めていくし。だから、サービスの流れ全部違うよねー。同じ流れ、したことない63-65

    ◇「男の人とだったら、身体の関係みたいなものでごまかされちゃうことがあるけど。女同士だから、逆にきちんとしないと。より大事にしないとわかっちゃうでしょう」79

    ◇「わたしが『ナンバーワン風俗嬢』だなんて、そんなたいそうな人間じゃないですよ」これまで取材をさせてもらったナンバーワンの女性たちが口を揃えて言う言葉だった。121

    ◇さっきまで『彼氏』だった人に、時間がきたら『本日はどうもありがとうございました』って言うのって変でしょう。189

    ◇『三秒、十秒、三〇センチ』という言葉。三秒間のきちんとした挨拶、十秒間のお客さんをその気にさせるようなディープキス。その後は三〇センチ以内の常に密着した距離にいること。それが基本中の基本なんです。195

  • 後半の女性は魅力的だが、前半に登場する女性には魅力が感じられない。
    もっと営業テクニックや具体的な実技の話があるかと思いきや、ナンバーワンの女性達のナンバーワンたる所以はよくわからない。皆同じようなことを言っているので、同じような接客なのではないかと思ってしまった。
    中には勉強になる言葉もあったが、もう少し濃い内容だったら嬉しかった。

  • わからない世界だが、それぞれに一生懸命生きてるのが分かった。

  • 風俗嬢の取材記録。 もうひとつ新鮮味がなかった。

  • キャバ嬢ではなく、性風俗で、伝説と呼ばれる女たちがいることは知らなかった。しかもその額、年収1億円・・。普通の風俗嬢と何がそんなに違うのか。。性風俗経験者の男としては、非常に気になるところだ。その気になる中身を当の本人のインタビューの形で、語られている。。もしかして究極のテクニックか何かか?。。そんな興味本位で読み進めていくと。。残念ながら、そこにはエッチな要素は微塵もなく、むしろ風俗嬢として誇りとプライドを持って働いている、本物志向のプロ意識だった。いやらしさなんて微塵もなく、むしろビジネス女性として脱帽させられる。。これを読んでしまうと、なんだか楽しめなくなる?気軽さから真剣さに変わってしまう。。だから、読まなかったこととして、こちらはいつもどおり、普通に気軽に楽しんだ方が良いいね。

  • 伝説のソープ嬢、5人に取材して纏めたもの。書き手の迷いが焦点の合わないインタビューになったのかしら。

  • もと風俗譲であった著者が各地の風俗街のそれぞれのナンバーワンと呼ばれる女性を訪ねていってインタビューを行いナンバーワンたる所以を探ろうと言うもの.彼女らの共通点は何も特別のテクニックを持っている訳ではなく客の心を大切にしていると言うところかな.当たり前のようなことだが、本人の口から直接語られると説得力がある.著者の現状や過去の反省点にも言及しており思っていたよりも中身の濃い本だった.

  • 図書館で借りて読んだ。
    元風俗嬢の著者が人気風俗嬢へのインタビューを行い書いた
    ルポルタージュ。
    こういう本も図書館にあるんだなぁ。

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著者プロフィール

酒井あゆみ(さかい・あゆみ)
福島県生まれ。18歳で風俗の世界に入り、ファッションヘルス、AV女優、ホテトル、性感マッサージ、契約愛人業などを「風俗のフルコース」を経験。ルポルタージュ『東京夜の駆け込み寺』で作家デビュー。主な著書に、『レンタル彼氏』『セックスエリート』『売春論』『ラブレスセックス』などがある。

「2021年 『東京女子サバイバル・ライフ 大不況を生き延びる女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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