人に教えたくない出世する人の口癖

著者 :
  • 幻冬舎
2.64
  • (0)
  • (1)
  • (16)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 54
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007536

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「言葉たらずでごめんなさい」と「確認させてください」
    が自分は全く使ってなくて、実際に使えそうな言葉だなと思った。

    本当にこの程度のビジネス書で本が出版できるなんて、基準がよく分からん。

  • 相手の立場に立って考えることが大事、という話。
    これを職場に置き換え、上司(相手)には上司の考えや立場があるのを大事にしよう、というもの。
    わかっているようでそうでもなかったかも、と参考になった。

  • 口癖というのは大変重要なものであると思います、口癖は普段考えていることが自然に出てしまうものだからと感じているからです。もしかしたら、口癖が通常の考え方を規定しているかもしれません。

    周りを見渡すと、いつも消極的なことを言っている人、同じ内容を表現するにしても、「積極的な言い方をする努力を常にしている人」がいると思います。

    そのように思っているところで、この本に出会いました。この本に書かれてある「出世する人の口癖」を上手に活用して、私も社会人生活を上手に過ごしていきたいと思います。

    転職する前に付き合っていた営業の人で優秀は人がいたのですが、彼の口癖の多くが、この本に書いてあった内容であったのには驚いています。

    以下はためになったポイントです。

    ・上司を安心させるために、マメに途中経過を報告しましょう(p17、82)

    ・上司に動いてもらうために、「あなただけ」と頼りましょう(p20)

    ・上司の顔を潰さないためにも、潔く謝る、口癖としては「言葉足らずで、改めて説明したい等」(p27)

    ・相手の名前を入れて呼びかけることによって、親近感のみならず、相手に対する尊敬感が増すことになる(p29)

    ・上司の考え方を聞くときには、あらかじめ上司の判断範囲を最小限(選択肢を容易するのがベスト)にすることが成功のポイント(p32、34)

    ・ミスが起きた場合、ミスが起きたことについて、冷静な分析とそれに対する対処法を提案できるかがポイントである(p37)

    ・相手のテンポを崩さない、上司のしゃべる順番(論理思考プロセス)を邪魔しない話し方こそが重要である、決してすべてを1回で語らないことである(p41)

    ・上司に聞いてもらうために、用件と所要時間を具体的に伝える(p47)

    ・過去形で話しかけるのではなく、「現在形」で話しかけるのがポイント(p57)

    ・思いつきを言ったような上司に対しては「その背景を理解するための確認をする」のがポイント(p74)

    ・上司に反対意見を述べるときは「間違っていたらゴメンナサイ」という枕詞をおく、「なるほどこういう見方がある」(p77)

    ・自分の知らないことがあるのを嫌うのが上司(p81)

    ・気まずい話は、ランチにて、話を打ち切るメリットがあるので(p91)

    ・上司から意見を問われた時は、本当に意見を求められているのか、最後の一押しのための同意を求められているのにすぎないのかを見極めるのがポイント(p98)

    2010/09/26作成

  • うーん。って感じの一冊。

    著書の、クビ論がおもしろかっただけに残念ですね。

    口癖というか、社会人としての処世術ですな。

    上司と部下のコミュニケーション術がかかれています。

    これで出世するかは不明ですけど、やらないよりやったほうがいいといった感じでしょうか。

    新入社員の研修テキストにいいかもしれません。

    案外できていない人、多そうですから・・・・

    目次
    01 仕事の進み具合を聞かれた時、「やっていません」ではなく
    「~つもりです」
    02 頼む時、「お願いします」ではなく
    「あなただけが頼りなんです」
    03 催促する時、「どうなりましたか?」ではなく
    「私にできることはありませんか?」
    04 忘れられてしまった時、「お伝えしましたが」ではなく
    「言葉足らずでごめんなさい!」
    05 意見を仰ぐ時、「どう思います?」ではなく
    「こういう理解でよろしいでしょうか?」
    06 ミスを謝る時、「責任をとります」ではなく
    「こんな方法を考えてみたのですが」
    07 アレについて聞かれた時、「アレって?」ではなく
    「~の件なら……」
    08 難題をもちかけられた時、「できません」ではなく
    「考えさせてください」
    09 話しかける時、「今、よろしいですか?」ではなく
    「~の件で五分ほど……」
    10 あかるい部下になりたい時、「あいうえお」ではなく
    「あえいうえおあ」
    11 外回りから戻った上司に、「冷え込んできましたね」ではなく
    「お疲れさまです」
    12 上司の気持ちをつかみたい時、「ボクは好きです」ではなく
    「ボクも好きです」
    13 甘え上手になりたい時、「とてもお似合いですよ」ではなく
    「可愛いですね。どこのですか?」
    14 「ここだけのハナシ」に、「遅刻が多いです」ではなく
    「こんなイイところがあります」
    15 上司の思いつきに、「どうしてですか?」ではなく
    「確認させてください」
    16 意見を言う時、「生意気を言うようですが」ではなく
    「間違っていたらごめんなさい」
    17 細かい上司に、「こんなことまで報告するのですか?」ではなく
    「報告が遅れてご迷惑かけました」
    18 気まずい相談をする時、「晩ご飯いかがですか?」ではなく
    「ランチいかがですか?」
    19 休日出勤を断りたい時、「その日はちょっと…」ではなく
    「軽井沢で披露宴が…」
    20 意見を求められた時、「賛成しかねます」ではなく
    「おっしゃる通りです」

  • 2009年度(44冊目) 3月27日(27日、2冊目)

  • 3年ぶりに読み返してみました

    会社で使うと出世する人の口癖・・・かもしれませんが、一般的にも使えるコトバが多いですね。

    コミュニケーションを円滑にするコトバ。
    言いにくいことを言い換えるマジックワードがつまっています。

    ■やっていません → 〜のつもりです
    ■どうなりましたか → 私にできることはありませんか
    ■お伝えしましたが → 言葉足らずですみません
                    大変失礼しました。私としてはキチンと報告したつもりでしたが
                    どうやら言葉足らずでついうっかりしていたようでした。

    ■意見を仰ぐ時、「どう思います?」→ こうゆう理解でよろしいでしょうか?
    ■責任をとります → こんな方法を考えてみました
    ■アレ?って → 〜の件なら・・とさぐっていく
    ■できません → 考えさせてください
    ■今宜しいでしょうか → の件で5分ほど
    ■ここだけの話 → こんないいところあります
    ■上司の思いつきに「どうしてですか?」→確認させてください
    ■生意気いうようですが → 間違っていたらすみません
    ■こんなことまで報告するのですか? →報告が送れて迷惑をかけました
    ■その日はちょっと → 軽井沢で披露宴が。。
    ■上司には「賛成しかねます」 → おっしゃる通りです。
     部下に判断を求めることはほとんどない。同意を求めているだけ。
     どうでもいいことは相槌

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1958年生まれ。青山学院大学経営学部卒業。現役の人事マネジャーとして多くの大手外資系企業、コンサルティング会社にて人事のマネジメントに携わる。主な著書に『「クビ!」論。』『面接力』など多数。

「2023年 『「絶対」価値観。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅森浩一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×