永遠の旅行者 (下)

著者 :
  • 幻冬舎
3.64
  • (21)
  • (31)
  • (46)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 201
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344010123

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 38832

  • 上と同じ。人格破綻者が、それを隠して勤続できるというのは、設定に無理があるかも。

  • 麻生騏一郎の依頼は、全財産を孫娘のまゆに相続させたい。しかし一円でも税金を日本国に払いたくない。というものであった。真鍋はまゆを騏一郎の別荘から救い出し、病院に入院させた。騏一郎の依頼をなんとか実現しようとするが、分からないことが多い。なぜまゆの父親は弱愛した娘をアメリカに一人で置いて姿を消したのか。まゆの母親を殺したのは父親なのか。まゆの父親は高額の保険金を受け取ったあと、全て引き出したが、誰に支払ったのか。等々。マネーロンダリングは香港と日本で出来事が濃密にすすんでいったが、今回はハワイ、アメリカ、日本と場所も広がり、スケールも大きくなり、濃密さには少し欠ける。

  • 興味深く読めた。

  • 最後は少女のサーフィン技術で助かるのかと思った。

  • 先に読了したマネーロンダリング同様、現実の法に即した合法的脱税の話を交えつつ、一人の少女を巡るアメリカ日本を跨ぐ物語は進む。落ちはマネーロンダリングとやや似てるところがあるが、相変わらずワクワクしながら最後まで読めた。

  • なんか経済活動する分、文章が下手な村上春樹みたい。

  • 上巻の前半部分はやや冗長な感じもあり、下巻の後半部分ではややご都合主義的にまとめた感じもありますが、経済金融小説として面白いと思います。
    相続税等の経済情報、ニューヨーク、ハワイの状況、精神疾患、ゾロアスター教など、ちょっといろいろ詰め込みすぎたかな。
    物語の厚みを作るという部分では分かるけど。

  • 上巻の前置きが長かったですが、
    下巻はトントンと話が進んでよいです。

    読み応えあり。

  • 永遠の旅行者

    とは

    どこにも居住地を持たない人

    大体の国では180日程度いればその国に居住があるとみなされ
    税金がかかるので

    国をぐるぐるまわって生活しているひとですね。

    条件はいろいろあるのですが、

    そんな人が主人公ですが

    中身はミステリー?サスペンス?違いがよくわかりませんが、
    面白いです。

    最後はうっかり忘れていた登場人物がでてきましたし、

    不幸な結末でなくてよかった^^

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橘玲の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
瀬尾 まいこ
伊坂 幸太郎
ロバート キヨサ...
伊坂 幸太郎
村上 春樹
村上 春樹
ブロック.W
有川 浩
劇団ひとり
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×