新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344010239

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず、ちゃんと「靖国神社」について知らないといけないと思って図書館借り。
    ごーまんかましてよかですか?の小林氏の漫画なので、理屈っぽくてちょっと取っつきづらいですが。
    この国を憂い、この国を守るために命を散らした人々を祀るのは、日本人として当たり前だよな。と思います。

    そして亡くなられた方々の最後の言葉の数々…。
    これだけでも読んだ方が良いと思います。

    戦争で亡くなられた全ての方々に、黙祷を捧げます。

  • 今の日本の平和があるのは、過去に日本のために死んでいった英霊のおかげです。
    戦争が良い、良くないという議論があって当然ですが、英霊たちに敬意をを表すのは日本人として当然のこと。
    国家は死んでいった者に冷たすぎると思います。
    きちんとした知識をもち、英霊たちに感謝しましょう。

  • ちばてつや『紫電改のタカ』で隊員を妹が訪ねて来て「兄は、滝一飛曹はどこにいますか」と聞いて回る、皆かおを背ける。言いにくくても「お兄さんは神となられました。靖国神社に行けばお会い出来ます」と言う以外ないだろうが、軍人となった時から覚悟はしていたはず。2005年刊。01年総裁選で靖国参拝を公約の政治利用した小泉首相は郵政解散→大勝で今後「何をしたいのか」危ぶむ著者による鎮霊の意義の解説。国家は彼等に大きな借りがある、それは戦災に巻き込まれた被災死者よりも、はるかに重い。戦死より口惜しいのはBC級戦犯で、受難の神として祀り祟りを恐れるのが島国日本の伝統だろう。

  • 『第二次世界大戦後の日本』
    ・靖国神社に祀られているカミとは
    ・「サヨク」「左翼」とは
    技術進歩や思想が今まででは考えられない速さで変革する時代だが、歴史は過去であり変わることはない
    日本には忘れてはならない過去がある
    壮絶・悲惨だがたくさんの「誇り」や「生きざま」を貫いた先祖がいる
    これらを継承することが大事

  • まず知ることから。

  • 靖国神社とはどんなところか知りたかったら本書を読むこと。

  • とても勉強になりました。
    靖国神社の成り立ちから存在意義まで、一人の日本人としてちゃんと知っておかなきゃダメですね。自分たちのルーツなんですもの…それがよぉ~く分かりました。
    なぜ英霊と呼ばれるのか、なぜ靖国神社なのか、そこに祀られている人達がどんな人たちで、どんなことを感じ、考えていたのか…本書のおかげでその一端でも知ることが出来た事をありがたく思います。考えさせられる事ばかりでした。靖国神社を否定する側の言い分や肯定する側の気持ち、その違いについても知ることが出来ました。

    戦後の日本と日本人が抱えてしまった大きな大きな問題、課題。他人事じゃないです。
    日本人とはどんな人たちだったのか?
    日本の文化とはどんなものであったのか?
    日本と戦争…とは?
    知らなければ、考えることも伝えていくことも出来ないです。もっともっと勉強しようと思います。

  • 2015/10/3読了。
    靖国神社に参拝する人を皆右寄りの人だと思っていた単純人間な私でしたが、認識を改めようと思いました。。。
    靖国参拝問題もちゃんと理解することが出来ました。
    まぁそういう人も沢山いるのだろうけど。そして自分の曽祖父と魂もあそこに眠っているのかなと思うと、もう一度参拝しに行ってみようかなと。
    ただ、遊就館はどうしても苦手。

  • 戦争論を読んでたくせに靖国神社って行ったことなかった。調べたら日本武道館のすぐ近くなんじゃないか。知らなんだ。今度東京に行ったら参拝しよう。どうして首相が神社を参拝しただけで、やいのやいの言われなきゃならんのだ、と常々思ってたけど、これもサヨクたちの仕業なのか。しかし、どうしてそんなに中国シンパが多いのだ。戦後1068人もの人が戦犯として処刑されたというのは知らなかった。東京裁判は有名だけど、BC級戦犯の話はほんと誰もしないもんな。戦争反対、は分かるけど、こういうこともちゃんと教えてこその戦争反対だろう。

  • 一死を以って大罪を謝し奉る
    阿南陸相最期の言葉。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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