- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344010826
作品紹介・あらすじ
"好き"という気持ちあえあれば、あなたに今日からクリエイター。
感想・レビュー・書評
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岡田さんお得意の「人を巻き込んで自分を成長させる」ための本。
プチクリというのはプチ・クリエイターのことで、プロでなくても料理が好きなら料理写真とレシピをネットにアップしよう!みたいなことです。
趣味が高じて同人誌を作成するようなものだと思って読んでいました。
才能があるかどうかを、自分が好きかどうか?で区別しているのは分かりやすい。
自分の好きなことの一覧作成することが紹介されているのですが、これが結構骨が折れる。なのに、やってみる気にさせるところが岡田さんの技ですね。
自分の好きなことでも、作ってみるまでは思いもよらないことがたくさんありますよね。コピーでもいいので作成してみることが、趣味の楽しみ方を深めることになりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の画期的なところは「好き=才能」と定義したところにあります。
美術展の絵画を見ても、何がいいのかわからない。それは絵に対する才能がないからです。小説を読んで面白いと思うし、文体について好き嫌いがわかる。それは小説に対する才能があるからです。
好きな料理がある。料理をおいしいと思える。これも才能です。「料理なんてみんなおいしいと思うでしょ」いやいや! 毎日同じもの食ってて、「お前よほど好きなんだな」と尋ねると「いや、別に」と答え、時折「ごはん食うの忘れてた」と抜かすやつだっています。そういうやつは「料理の才能がない」のです。
「料理に才能が多少あるとしても、シェフにはなれないし、ライターにもなれない。意味ないよ」と嘯くあなた。さぁ、それに対してオススメなのが「プチクリ」です!!!(以下プチクリの説明とオススメは省略。本を買いましょう。パブーにありました)
プチクリをすることで何がいいかというと、それは自己顕示欲が満たされるとか、ひょっとしたらお金がもらえるとかもあるんでしょうけど、それより大きいのは、自分の中に「軸」ができるというところです。
今までと同じ世界にいて、同じ情報を受け取っているのに、軸があるから全然違ったものに見える。軸を持ってそれについて考えたり、学んだりすることで、退屈することがなくなる。
世の中すべてのことが面白いことだらけになる。
誰かが歌った「目に映るすべてのことはメッセージ」が、冗談でなく現実になるのです。 -
プチクリ=プチクリエイター
自分の才能は何か、見付け出す本。 -
仕事をしていて「趣味を見つけなきゃ」と痛感した。
趣味がある人って趣味と仕事を両立するためにがんばるし、意識を切り替える方法をわかってるんだよね。
くそまじめにがんばってちゃったから、その必要性を痛感した。
で、この本は趣味を「表現」しませんかって話。
それにクリエイターとしての意識をもって行いましょうという話。
(え?違う?こんな感じやったと思ったけどな~。)
ネットができてなおのこと「表現する」ことが重要?ハードルが下がった?必要?になったと思う。
どれとして捉えるかによってアプローチは変わるよね~。
ネット社会を楽しく生きるためにも「プチクリエイター」であるほうが楽しいと思う。
ネットは本当に「己の特徴(個性)」がないと埋没しちゃうから。
今ドキっぽい本だってことかなあ?
疲れたときに読むと夢を持てる本かも。 -
励まされる内容。
肩に力を入れずに、好きなことをできる表現方法で人に見せる、アピールする。
多分好きならそれが自然とやっちゃうんだろう。
子どもの、見て見て!を大事にしたいと思えた。 -
本人も書いているように岡田斗司夫は火をつける才能に長けている。
素人集団同然だったガイナックスが『オネアミスの翼』を完成させ、その後も多くの才能を輩出したことや朝まで生テレビやBSマンガ夜話などの出演番組でのトークの進め方などがそれを証明している。
「好き」というのは才能なのだ。
それをアウトプットするという少しの決断とS.キングが「ナイフは毎日砥がなければダメだ」というように継続すること。
そういう簡単なことで、クリエイターになれると説く。
たしかにそうだが、それを出来ること自体を才能と呼んでいたわけで、岡田の主張は耳障りのいい言い換えでしかない。
しかし、火をつける才能に長けた岡田の筆致は読み手のやってみようと言う気持ちを発火させる。
要するに継続は力なりという根性論なのだが、そうだとするとこの本はある種の岡田斗司夫なりの梶原一騎イズムなのかもしれない。 -
好きなこと イコール 才能。
これなら、誰でも才能があるはことだ。
こんな自分にも才能があるって、なんかうれしい。
クリエイターとは、表現し、発表すること。
発表することで自信が生まれるし、客観的に見られて、改善につながる。
そして、次の表現を紡ぎだす。
クリエイターって、誰でもなれるんだと勇気づけられました。 -
ゆるい感じで良い。ちょっと時代を先取りしすぎな感じもする
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好き=才能。自分には何の才能もない、なんて思っていても好きなことならたくさんある。ということは自分はたくさんの才能があるということ。好きという気持ちだけでしていることをクリエイティブな活動としていくことで、好きという気持ちがどんどん大きくなるし、何よりも私はこれをしていていい!って思えるのが嬉しい。この本を読んで好きなことを、もっと楽しく充実した形でできるようになった。自分に自信を持つことができる、とてもステキな本。
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好きなコトを『好き』で終わらせないで、その好きな気持ちを『表現』してみよう♪ プロのクリエイターではなくて、プチクリエイター=プチクリを始めてよう♪という本です( ´ ▽ ` )
本やドラマを見るコトが趣味だけど、なんか『見る』だけで、生産性ないコトしてるなーと思って、「もっと、クリエイティブな趣味を持ちたいな」と思っていたけど、どんなコトからでもクリエイティブなコトは出来る‼ということがわかった(○´∀`о。゚
というコトでプチ評論家として、せっせとレビューを書いてます。
…日記みたいな文書だけど(;・∀・)
プチクリになるだけで、自分の趣味、好きなコトをもっと楽しめるようになる、この本はオススメの一冊です♪