- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011038
作品紹介・あらすじ
セックスも男遊びもテキトーにこなし、執筆もパチンコほど熱中できない独身小説家が、ある日突然にとり憑かれた"死後の不安"。負け犬ポルノ作家(37)、ついに自分の墓を買う。
感想・レビュー・書評
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斎藤綾子 「ハッスル、ハッスル、大フィーバー!!」
父にDVされたトラウマ、狭量な母、功利的な妹に取り囲まれているやる気のないエロ作家、パチンコ中毒の田中庸子がその家族の縄張りを脱するまでの物語。それはパチンコへの狂的な没入と肉親、親類と独立した墓の購入によって達成される。
プロットと登場人物の噛み合いがイマイチなので、散逸的な読後感が。年下のセックスフレンド敏明、美男子編集者可奈徹、俗物田中太郎の位置づけは一体全体。
(私が全く興味、知識がない)パチンコの描写で読ませるのはすごいのかもしれないが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんな口を揃えて「パチンコしないからよくわからない」とレビュー書いてるのが可笑しい。
すみません私もです。
今までパチンコ等ギャンブルにハマる気持ちが全くわからなかったけど、この本で何となく感覚が掴めました。
たぶん心の拠り所になっちゃうんだろうな。だから止められなくなる。
ギャンブルには相変わらず興味を持てないけど、趣味の範囲内でやっている人を馬鹿にするのはやめようと思います。 -
古き良き?日本の情景を思い出せていいかも。
でもパチンコの描写はマニアックすぎて読み飛ばす。かつてスロットなどを楽しいと思っていた時代を思い出す。
話の内容はうーーーん。ちょっと可哀想なんて書いたら、何だか怒られそう。
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パチンコ知らないから、付いていけなかった。
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2006年刊行本を手当たり次第に図書館で借りて来て…うむ…38歳独身負け犬ポルノ作家 の 日常。だった。まぁ 一気に読めるし、生き生きとしてはいるんだけれど…ちょっと 私には濃ゆかった。
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なんかたまにこういうジャンルのを読んでみたかったの。で、意外に面白かったの。表紙が安野モヨコさんだったのでびっくり!ちょっと得した気分。