バカを使いこなす聞き方・話し方

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 85
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344011816

作品紹介・あらすじ

質問の仕方、指示の出し方から叱り方、おだて方まで、バカを相手にした話し方や行動に焦点を当て120%活用する方法。

感想・レビュー・書評

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  • ●読んで得たもの
     なし

    ●感想
     言わんとすることはわかるが、どれだけ丁寧かつ具体的に説明・指示しても理解できない人は理解できない。
     記述されているやり方で上手くいくならこんな楽なことはない。
     これが現実の恐ろしさである。

  • バカを33種に分類。上司部下という権力構造が前提となっているために汎用的ではない。厳密に言うと「バカ」ではなく、「バカな部下」を使いこなす方法の本になっている。
    ただし、小論文の講師の本なだけあって、論理性を追求している点は参考になる。基本的にバカには説明をしない。説明してもムダ。結論・要点だけを伝えるというのがポイントかな。

  • バカを細かくタイプわけし、それぞれについて解説と対策が記述されており、それなりに面白い。但し、バカは基本的に1つのタイプではなく複数のバカ要素が組み合わさっているので、その対策が実践できるかどうかは相手にするバカによる。■また、「使いこなす」ことに主眼を置いているので、バカに対する育成責任を負った上司にしてみれば、やっぱり内容に不足がある。バカをバカでなくするにはどうすればよいか、それはやっぱり永遠の課題か。

  • ・感想
    手をやく職場のバカに対してどう対処するかをまとめた書籍。
    反面教師にしながら上手く回していこうと思います。
    ・Todo

    バカはリーダーの足を引っ張る。
    良いつもりで行ったことでも周囲を混乱に陥れる。 

    ★バカ=コミュニケーション能力がなく、物事を自分で考えようとせず自分、他者で大きな勘違いをする

    リーダーはこんなバカを動かすべく部下のキャラを把握する必要がある。

    バカはワンセンテンスが長い。
    何を言いたいのかわからない。
    途中でどんどん話がズレる
    感情的になる。
    少ない知識で判断して、暴論、飛躍になる
    根拠を言わない、イエスノーが曖昧
    問題点を理解していない

    ★★理解するコツ
    中心となるキーワードを明確にする。
    意味をはっきりさせる。
    何に反対しているかを意識的に捉える、考える。
    整理して誘導する。
    ★★★つまり君はこう言いたいのね。
    ★★★なぜそう言えるのか?根拠を明確に
    ★★★例えば?と具体と抽象を質問する。

    ★★★★★
    それは何か?定義は?
    何が起こっているか?現象は?
    その結果何が起こるのか?結果は?

    それはなぜか?理由、背景は?
    いつからそうなのか?それ以前は?
    どこでそうなのか?他は?
    どうやればその問題は解決するのか??

    ★★★★全てにルーズなバカは他責思考

    安請け合いして、逆に信頼を失っているバカもいる。
    真っ正直バカは干される。何もかもストレートに出す必要はない。
    ★★★★感情的は人間には本音を言わなくなる。
    ★★★★成功した時こそ他人のおかげである。
    ★★★★他人に使われるうちに技術を習得し、だんだんと自分の道がひらけてくる。

    ★★★★★バカに対応する方法
    •正当に評価する
    •あえて反対意見を出させる
    •出会って3回目にキツく叱る
    •わかりやすい言葉を用いる
    •話は1分以内を心がける
    •出来るだけ言動は一貫させる
     やむをえなければ言動を変えても良い。
    ・全員に対する時と個人に対する時を分ける
     会議ではしっかりと意見を聞き、説き伏せたり説き伏せられたりするべきである
    ・理解させるべき人と、そうでない人を分ける
    ・具体的に話をする
    ・高度なたとえや皮肉は使わない
    ・複雑な条件をつけない
    ・メールやメモ指示は箇条書きで単的に
    ・個人個人の違いを分けて対応する
    ★叱るのは1分で部下の立場で損だと教える
     人格や能力を否定しない
     比較しない
     褒めて貶す
     目標は短い期間で達成できるものにする
     交換条件をつけておどす
     自分で思いついたように錯覚させる
     責任を持たせる
     全てにルーズなバカは一度腹を決めてボロクソにけなす
     大物ぶるバカはプライドを十分に利用して、〇〇の現場責任者として立場を引っ張る役割を与える
     空気を読めないバカは外部と接触しない仕事、企画担当にさせること。
     プライドの高いバカは期日と成功条件を明確に伝えて依頼すること。失敗しても言い逃れ出来ないようにする。
     枝葉末節に囚われるバカは優先順位をはっきりと示す。
     なんでも反抗するバカはリーダーとして行動してもらい失敗したら厳しく叱責し反抗できなくする
     安請け合いするバカは面倒な仕事を最後まで責任を持ってやらせるようにすること
     他責のバカはどんな理由やどんな邪魔が入っても上手くやることを期待してるのでそれができないなら別の人に責任ある立場を与えるとはっきり言うこと
     それでも改善されなければ責任ある仕事を与えない
     他人任せバカは自立させるかもしくは永遠にロボットとして使わせる

  • 自分がバカだから、使いこなせず…

  • 色々な種類に分けてバカを分類されています
    正直分類できたところで対応は難しい

    世の中にはこういう人がいるんだなぁと。

  • よくあるマネジメントの書籍の中身をスカスカにした感じです。仕事ができないの表現を全てバカに統一しただけで、特に新たな発見は無い。
    バカというキャッチ―な表現を使って売ろうという目的が露骨な書籍でした。

  • 人間関係について知りたてく読書。

    世の中の人間はバカばかりという性愚説を前提に展開する。本書のバカの基準だと私もバカである。しかし、自分がバカであることを自覚しているだけましかもと、勝手な自己肯定。

    関わるとストレスとなる、エネルギーを吸い取る、×0.9な人たちとどのように上手に距離を保ち、あるときには協力してもらい、そして、敵に回さずにしつかりと自分の身を守るのかをもっと学びたい。

    残念ながら第6章は、あまり参考にはならなかった。私的な他人の問題、人間同士の揉め事や恋愛のもつれなどには、意図して徹底して関わらないは、いい氣づき。

    読書時間:約1時間5分
    (9月11日完読)

  • 本質的"バカ"多きこの世の中、仕事場でも"バカ"な人間は必ずいるもの。
    そんな"バカ"とどう付き合えばいいのか、といった一冊。

    タイトルに「使いこなす」とあるように、職場などで人を使う側向けに
    一応は書かれているが、使われる側が読んでもいいとは思う。

    …のだが、"バカ"の定義が広すぎて、誰もが多かれ少なかれ当てはまる
    であろう構成になっているし、少し考えれば分かりそうな対応がほとんどで、個人的にはあまり参考にはならなかった。

    これから人をまとめる立場に立つ人、職場などにどうにも扱いに
    困る人間がいる場合は読んでみるのもいい…かもしれない。

  • いやぁーひどいというか、面白い本です。

    バカをMECEに分けてそれぞれについての対処方法が書いてある。ほとんど下らないけど中には一理あるものもあって、自分の行動規範とかにもなったりして。
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    2012年8月にレビューを見直すが全く覚えてない…これは一読の価値が?

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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