雨女 (公事宿事件書留帳)

著者 :
  • 幻冬舎
3.57
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 18
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012158

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  京都東町奉行所同心組頭の長男に生まれたものの、庶子であることから、嫡子である弟に家督を譲ろうと出奔した田村菊太郎は、公事宿「鯉宿」に居候しながら、数々の事件を解決する「公事宿事件書留帳」シリーズ13弾。

    ------------------------------------------------------------------

     事件解決、とかあったから、何か謎解きみたいな要素があるかと思ったのに、そうでもなかった。
     いや、1話目しか読まなかった(読めなかった)ので、他の話には謎解き要素があったのかもしれないけれど、何か1話読んでしんどくなって、それ以上は読めなかった…。

     シリーズ全体の主人公である菊太郎さんだけでなく、その話で中心となる人の視点での話が長すぎて、読んでて何が何だか分からなくなる。
     何かすっきりしない。

     しかも1話目のラストも、「こうなるだろう」「こういうハッピーエンドになるだろう」て終わり方で…。
     いや、はっきりとした結末書いてよ、て思っちゃう。

     うーん…、もやもや。

  • 京都の江戸人情時代劇。公事宿事件書留帳シリーズ13巻。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色 ⑳ 鴉浄土

  • 公事宿事件書留帳シリーズ作品。続けて読んでいる楽しみな作品。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤田ふじ子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×