上流に昇れる人、下流に落ちる人

著者 :
  • 幻冬舎
3.26
  • (5)
  • (2)
  • (25)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 88
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012172

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 和田秀樹著『上流に昇れる人、下流に落ちる人』(幻冬舎)
    2006.8発行

    2016.10.2読了
     こういう二分論の本は極端に偏りすぎる傾向があるので、つまみ食い程度が良い。個人的には、人間関係は腹六分目、一匹狼になれる人、不義理をする人が参考になった。人と親しくしてもべったりとは付き合わずデリカシーを忘れない。組織の流儀ではなく、自分流の仕事の方法論を持つ。自分の判断・行動をつくるためにも、いつも義理に従わない。

    URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000008549310

  • 目の前に敵がいれば、することはただひとつ。目前の敵を倒すこと。「やられなければ、やられる」というシンプルな構図だけに、持てる力を十分に発揮。人生における競争というのはマラソンのようなもの。自分自身のなまけ心と戦うためにも敵は必要。仮想敵を設定し自らに動機を与えるくらいの工夫をしたい。

    成功には数字の合理性が不可欠、状況の変化にすぐ対応、80%で満足:効率よくこなす、動機を演出:モチベーションは自分で引き出せたら勝ち
    まず徹底的に模倣する
    臆病であれ、と胸に刻む。安直なプラス思考ばかりしない。
    外見は自我の延長である。表情も
    数字で考えることと数字がすべては違う。合理的に考えることを意味する。
    昨日の私と今日の私は違う
    完璧にしようとして総体としての生産性を落としてしまうと

  • 数多く出てる出世関連の本の中では、一番中身が濃く、かつさらっと読める本である。

  • 受験勉強のやり方などで有名な和田秀樹氏が、「こうした方が人生いい方向に転がっていくよ」というケースをテーマ別に記載。

    何度も読み返したり、熟読するような内容ではないけど、ふとしたときに軽く思い出すぐらいの感覚で読むなら、読みやすい本である。

    ただ、そこから何かアクションにつなげようと思うと、やや物足りない本なので、あくまでも自分の生活を見直すきっかけぐらいに読む方がいいかも。

  • 2010/03/12 読み始める

  • 図書館

  • いつか和田さんにお会いしたい。私は和田さんの本に出会ってここまでこれたのだから・・・。私の師のひとりです。(勝手に言ってます)

  • タイトルの下にそれぞれ上流・下流と表示してあるので、自分はどうか答えていくとおもしろい。
    例えば、
    いつでもプラス思考の人・・・下流 朝令暮改する人・・・上流 と言った具合だ。
    しかしここで安心してはいけない。
    この本を買った人・・・当然下流だろう。
    だって上流の人はこのようなタイトルの本まず読もうと思わないだろう。

  • まだまだ上昇していきたい志向をもってます。
    転職活動中だからなおさらのきもちなんですが・・・
    ということで読んでみた。
    どんな思考・行動の癖があるから上流に向かっているのか下流に落ちているのかをパターンごとに記載した本。まあ、ざっと読んでみてどうやら自分はより上流に登れそうな感じでした(笑
    逆にいくつかの下流に落ちそうな要素がみつかったので、その部分をうまく変えていけたらなぁ、なんて思ってます。
    著者が心理学者だけに行動心理の側面からの分析はもちろんあるのですが、それ以外にいろいろな人の発言・コメントなども記載されていて、なかなか興味深く読めました。
    いくらか無理やりっぽさがありましたが、まあ、満足してます。

  • 面白い。自戒をこめて読みました。これは上流?って思うと逆だったり、これは下流?っておもうと逆だったり。私はまだまだだなぁ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田秀樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×