ほかに誰がいる

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著者 : 朝倉かすみ
  • 幻冬舎 (2006年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012288

ほかに誰がいるの感想・レビュー・書評

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  • まったくのノーマークの作家さんで「ダヴィンチ」の紹介文で
    「よーし借りてみよう」と予約。他にも予約者あり。


    すさまじく病んでいる。明らかに正常じゃない。
    アニメやゲームで言うなら所謂「ヤンデレ」もの。
    (ヘタするとバッドエンドもの)
    だけど、この世界観とてつもなく好き。
    昔こういう度を越えた愛情もの作品読んだことがあるけど
    ・・・なんだったか、全然思い出せない(-_-;)


    主人公えりが、恋焦がれて病むほどのお相手が
    「天鵞毧(びろうど)」ことガシュウレイコ

    えりが病み、(タマイ)、天鵞毧、かれ、ガシュの因子を
    狂気で織り上げていく その狂気の過程が完美すぎる。
    イカレているけど美しいと感じる不思議な世界。

    そして圧倒的な疾走感、私にえりが乗り移り
    全速力で引き摺られていくような、そんな感じ。キモチイイ。

    「ほかに誰がいる」のタイトルの由来が・・・
    度を越していて鳥肌が立ってしまった。
    そして誤算をも乗り越えて、突き抜けてしまう愛が
    すさまじい。
    華麗過ぎる自滅そして再生。
    (再生と信じたい・・・じゃないと救いがない・・・)

    タマイの存在が一種のスパイスになっている。
    こういう話きらいじゃない。

    「いつか大人になる日まで」のアサコっぽい
    ところが、とても好き。
    えりも愛着障害で幼いころ、愛を与えてもらえなくて
    心に穴があって、それで「天鵞毧」に執着してしまったんだろうか?
    ちょっと寂しいし切なくもある。

  • 怖かった……
    これが狂愛ってやつか……??

  • 恋愛もので、ホラーで、サスペンスで、最後は童話だった。「ほかに誰がいる」のフレーズのところ、切なすぎて涙。

  • デビュー作「肝、焼ける」とは全然違う作品。前作はいかにもいそうな登場人物たちを描いた作品だった。今回は、同じ女性に強いあこがれを抱いた主人公が、なんとか親友に近づこうとする話。
     簡単なあらすじを追うと、ホラーだよ。微妙に冷静な語り口も不気味。その語り口でつづられる急な展開にもびっくり。
     でもやっぱ朝倉かすみは上手いな―。

  • 装丁に惹かれて読んだ。鈴木成一デザイン室。表紙の印象通りの繊細な女の子の話。魂の片割れが女の子だったらどうするか、ラストがとても女の子らしい

  • 初めて読んだ朝倉さんの作品。
    とても衝撃的な内容でずっと心に残り、朝倉かすみさんにはまるきっかけとなった作品。
    今もずっと朝倉作品の中で一番好き。

  • 2015.4.12 読了

    なんか よくわからん話だったなぁ

    女子中高生の ありがちな
    うまく 距離をとれない付き合い方を
    描いてるんだと思ってたけど、
    だんだん 話の趣きが変わってきて。

    救いようのない展開で、
    読後感は あまりよくなかった。。。

  • かわいい顔して不気味な話。

  • 朝倉さんはこういういっちゃってる子が好きですな。
    恐怖漫画にありそうなお話の流れだった。

  • うわあ、って感じだった。
    好きと言えればよかったんだろうけど、それを伝えずに成就させようとした結末のひとつかもしれない。
    主人公の行動はさておき、考えたり思ったりしていることは、あるあると思うことが多かった。ただ、子どもという考えは、私はちょっと違和感がある。メールが届いたシーンは、読んでいて涙ぐんでしまった。主人公が天鵞絨の父親を他人と勘違いしていたというところは、まさかそのような展開にはしないだろうと思っていたので、ちょっとがっかりした。最後のおかあさんも他人と勘違いしている可能性がないとは言えないが。また子どもも男の子なのか女の子なのか。
    彼女が天鵞絨が好きだったという証が、彼女自身が死んでどこにも残らないということも、とても悲しいと思った。
    印象に残った作品だった。

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