- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344012301
作品紹介・あらすじ
現代文学の意匠はすべて、日本の古代である7、8世紀に出尽くしていた!つまらなく下手な現代小説よりも、超読みやすく超面白い古典がここにある。
感想・レビュー・書評
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人間の持っている狂気。怪しい文学の存在する価値。表現でとどまるか、実際の行動に移っちゃうか。現代に起こる猟奇的な事件は何も今に始まったことではなく、古代にもあったのだろう。だから仕方ない、ではなく何とかしてそれを昇華できるとよいですけど。古代文学がなんだかわからないけど魅力的なのはこういうわけなのかな~。
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主に 古事記を台として新しい解釈で説明している
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ダイナミックでとても面白い
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カバーの会田誠「大山椒魚」に吸い寄せらる
記紀神話を文学的側面から見て、そこにあるサスペンスやラブロマンスを現在形で伝える。 -
古代史って国問わずえろぐろですね。
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いっそ清々しい程の短絡思考な人々。人が記号でしかない、というより、物語伝承の過程で思考が削ぎとされ、行動のみが語り継がれてきた結果なのだと思いたい。エロにもグロにも思い切りが良すぎて、色っぽいとは無縁です。そこが伝承モノの醍醐味ですが。