イグアナの嫁

著者 :
  • 幻冬舎
3.41
  • (21)
  • (45)
  • (98)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 358
感想 : 58
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012684

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イグアナってかなり大きくなるのね。自分とそう変わらない大きさなのかと想像すると飼うのはちょっとだなぁ〜。可愛いだろうけど。

  • 堺雅人と宮崎あおいの篤姫コンビ見たさに行った映画
    『ツレがうつになりまして』で、イグがあまりにかわいかったので
    ブックオフの105円コーナーでこの本を見つけるなり、
    ほくほくして買ってしまった。。。

    (発情期以外は)のほほんとしてるかわいいイグに和み、
    マイナス思考クイーンを自認するてんさんのだめっぷりに共感し、
    がんばりすぎて鬱になって、でもなんとか立ち直ろうとする
    ツレさんのけなげさに励まされる
    ほのぼのあったかいエッセイ漫画です。

    でも、イグアナって1m60㎝にもなるのね。。。
    そこまで成長したイグのために、新たにお嫁さんのマグを
    連れてくるてんさんツレさん夫妻って、すごい。。。

  • ツレがウツになる前にやってきたペットのイグアナ「イグ」。イグとツレと暮らして変わっていく著者の数年の物語。なまけ姫で中々仕事も続かない著者。絵が一つ売れたとき、連載が決まった時、終わった時、ツレがウツになったとき・・・いつもイグが側にいた。そんなイグにも幸せになってほしいとお嫁さんをもらうことに。。。著者は弱い人の心がわかる人なのだなぁと思います。落ち込んだり、負のオーラを振りまいたり、でも自分と向き合わなくちゃいけないという、本当に小さいそれぞれの悩みを描いてくれて何だか嬉しいなぁと思いました。自分のペースで変わっていけたらいいというのが「ツレウツ」とも共通するメッセージだと思います。

  • てんてんさんの本の「ゆるさ」が好きで色々図書館で借りたりしてるんだけど、今回も「笑えるところ満載」でした^_^;

    イグアナの「イグ」って「おろかな」って意味なんですね~
    「マイナス思考クイーン」のてんてんさん
    私も同じく「マイナス思考クイーン」なので。共感してしまいます

    私も・・・・かなりの「愚か者」ですわ

    イグアナのイグちゃんがおうちにやってきた経緯とか、「ツレうつ」発表の経緯とか。
    しかし、二人ともちゃんとした職業にもつかず「ニート」のような状態で結婚したって所がまず驚きですよ~
    イグちゃんがなんと破格の千円でおうちに来たなんて(しかも財布に入ってたなけなしの千円がイグちゃんに!!)
    私なら考えられないけど、まあそのことによって「ウツ」を乗り越えたり、「ちゃんと収入を得ねば!!」ってきっかけになったり。
    人生なにが吉と転じるかわからないものですね♪

    「イグアナの嫁」ってタイトルなのに 肝心のイグちゃんにお嫁さんが来たって話はほんのちょっとさわり程度で(笑)てんてんさんの「イグ嫁ぶり」に笑わされたり、「ツレ」さんの「考察みたいなもの」がいつもの通りにはさまれていて面白かったです♪

    続編も出てるんですが図書館には無い>_<;残念~
    (たまには購入しろよ~!!)

  • いぐちゃんと夫婦の成長物語です。可愛くて癒されます。

  • 「ツレうつ」にも度々出てくるイグアナのイグちゃんの出会いから、嫁が来るまでのお話です。
    貂々さんたちがつらいときも支えてくれた家族の一員。ツレさんと一緒寄り添い日光浴の場面などイグちゃんがいて本当に良かったなあと思います。漫画だからマイルドにかわいくイラストになっているけど、実際に会ったら怖いだろうなぁ。体長も自分と同じぐらいあるしなぁ。お嫁さんまぐちゃんとのあれもれも見てみたいものです。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:916||H
    資料ID:50601211

  • 家族にイグちゃんが居るとふたりで過ごすよりいいんだろうな。
    続編も読んでみたい。

  • 2016/10/09読了

    (この本の作者に苛立ちを覚えてしまったのは、同族嫌悪からだろうか)

    人生のどん底にいるときに、イグアナの家族が増えて、生活の在り方が変わっていく。
    しかしそれは必ずしもいいことばかりではない。
    (悪いことばかりじゃないけれど)
    お金と生活と自身にもしっかり向き合うようになれる、きっかけになったという面では、イグの存在ってとても大きいものだ。
    ・・・しかし、夫にすべてを任せて、怠け者になっても
    自己を肯定するばかりの作者に苛立ちを隠せなかった。

    『ツレが鬱になりまして』は有名な著書であるし、鬱という病気について世の中の認識に一石を投じた作品ときいているので読んでみたいとは思うけれど
    ・・・夫が助けてくれる。つらいことを一つも言わずに甘やかして、そして崩れてしまうだなんて
    まるでいつか来る私自身を見ているみたいだ。

  • 子供がいない夫婦は猫を飼いなさい、と聞きますが
    猫の代わりにイグアナを飼うことになった夫婦のお話し

全58件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

細川貂々の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×