無銭優雅

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著者 : 山田詠美
  • 幻冬舎 (2007年1月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012844

無銭優雅の感想・レビュー・書評

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  • 45歳同士の熟年カップル。
    つき合い初めの頃、「心中する前の日の心持ちでつき合っていかないか?」
    と男は言い、その言葉通り、満身の力であらん限りの愛情を女に注ぐ。
    この年まで独身で生きづらさを感じていた女は、溺れるほどの男の愛に、
    これまでの人生の意味を知る。
    まさにベターハーフな二人は、幼稚で平和でラブラブである。
    二人の世界は自転車で行ける範囲だけだし、お金もないけど、
    そんな事は意にも介さず、優雅な二人の世界を満喫する。

    ちょっとした行き違いから、離れてしまった二人が元に戻った時は甚く嬉しくて、
    弱さを含めて人をまるごと受け入れるって、こういうことなんだなと。
    愛をもらったら、もっと大きな愛を返そう。これ教訓。
    ケータイ小説のようにどちらかが死ななくても、
    愛の深さに涙を誘う小説を書くエイミーはすごい。

  • ゆるゆるとページを捲るのに最適な本。
    言葉が洒落ている。
    最初から最後までずっと死の匂いがしていて、それが2人を特別にしていると思った。

  • そうそう、山田詠美はこんな文体の人だった。
    思い出しつつ読んだけど、今はあまり心に響かず。2914/8/17

  • 初読

    和風ラビット病中年編、かな。

    中年男女の日々の営みが淡々と、と言いたいが
    あんまり淡々とはしていないかな。

    思ったよりは良かった、が、
    この選民意識、なんとかならんものか。
    なんだって自分を引き立たせるための存在がいつだって必要なんだ。
    今回はその役割を与えられた義姉と上の姪が最後になって
    別の描かれ方をされてたから救われましたが。

    もうずっと「ハイハイあなたは素敵素敵。」

    と言いたくなる作品ばかり読んでるような・・・。
    もう読むのやめろって話なのか?(笑)

  • まだ途中。

    私にとって
    山田詠美の新作扱いの
    学問と無銭優雅

    学問は読み始めから涙が出るほど
    読んでいるだけで幸せだったけれど

    無銭優雅はときめかない。

    だらりだらりとした文章に
    飽きてなかなか読み進められない。

    山田詠美好きの共通の友人は
    学問はだめだったけれど
    無銭優雅は好き!というから
    期待していたのに。

    しかし、ここの感想を見ていても面白いと言っている人もいるし
    がんばって読み進めようと思う。


    ---読み終わりました------
    【ネタばれあり】

    良かったです。

    読後メモをなくしたので
    覚えている範囲で・・・

    旅行しなくったって
    僕と慈雨ちゃんはどこへでもいける

    ページターナー人間

    大人の恋は
    ふたりだけの馬鹿な遊びがたくさんあること

    慈雨ちゃんが泣くから
    僕も輪唱して泣くんだよ

    桃のクリームと親孝行

    彼女はひとりっきりで、死んだ。

    また本を片手にちゃんと感想を書きます。

  • 日常の落ち着いた40代の恋物語。
    自身がそんな世代になり、感じるところのある深いお話。日本語の表現がとても美しい。

  • 父親の・・・ところで自分に置き換えてかなり辛かった。

    大人の恋愛っていいな。
    読み終わってとても恋がしたくなった。

  • JR中央線沿いに暮らす、42歳独身男女の恋愛話。クセのある2人の付き合いが絶妙!

  • 久しぶりに読み返した本。
    ほっこりとした恋愛小説ですが
    主人公の年齢が今の自分と同年代なこともあり、父の死のエピソードなど最後はホロリとさせられた。
    四文字熟語とか、丁寧に言葉を選んでいる感じも◎

  • こんな恋情を繰り広げてみたいものです。
    同作者の「ラビット病」も好きなのですが、こちらはもっと現実的というか、土台が庶民的なので親しみやすかったです。
    なにより登場人物が多いし、みんな素敵だった。
    文体は若干ギャグっぽいところもあるけれど、それだけではばく、笑えて泣けるお話しでした。

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