全思考

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 131
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012936

作品紹介・あらすじ

五つの角度から、現代社会の腐蝕を斬る。世界の真理に迫る最新エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 監督でありタレント。
    彼はどんなことを考えているのか。

  • 武さんが普段からどれだけ「考えて」生きているのかが良く分かる。

    あらゆるジャンルの問題に対し、武さん流に切り込みを入れている。
    例え話が面白く、強い説得力もある。

    この作品を読んで
    ますます「北野武」という人間に魅了された。

  • 映画の話と芸の話が面白かった

  • 2011.9.18

  • 武さんの本をはじめて読みました。
    筋が通っていて関心するばかりでした。
    漫才のことから映画のことまで色々と勉強になります。

  • 理系大学を出て大手メーカーに就職するのが人生の成功コーストいう戦後ずっと続いてきた母親仕込みの価値観がジャズ喫茶で遊んでいるととんでもなじ時代遅れに思えたりした。
    今の人生はかなる辛いものがある。
    若いのが作法を学ばないのは手本となる大人がいないからだ。

  • 「おれは天才じゃない、普通のこと考えてるんだ」ということを必死にアピールする彼の姿がすごく普通、というかむしろ良心の人で、人柄がそのまま出ているような本。なんてわかりやすい人なんだろう。売れっ子ぶり(といっても物心ついたときには殴りこみ事件も終わっていたが)の恥ずかしさからか、特別な存在として崇められることを避けるためか、私が知る限りテレビに出てくる彼は常に馬鹿と下品なおじさんを演じていて、なんだか芸能人って大変だなといつも思わせる存在である。テレビに出る表の自分と、映画監督としての表の自分と、それだけで誤解しないでと裏の自分まで見せないといけないのか。これで、「実は・・・」というもう一面があったら本当に狸だが、まあ自分を見てもらうのが好きな人が芸能界に入るわけだからいいんだろう。

  • 北野武、人間として大きさが遺憾なく出ている。
    頭でっかちな人間としてではなく、
    体を張って生きた一人の男の思想が現れている。

    かっこええ。。

  • 2008/4/17

    作法の究極は他人への気遣いであるという話。
    掛値なしで相手を思いやることが真の友情であるという話。
    人は皆、不平等であるという話。

    ストレートに書いてあるので
    分かり易く読みやすいし、どれも印象的でした。
    ただ、装丁がちょっとね・・・。

  • 若干、懐古に走る部分はあるが
    やっぱり、この人、すげー人だ。

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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