- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344013018
感想・レビュー・書評
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プライド高い女は面白い。
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読み始めてすぐに2時間サスペンス劇場を観てる錯覚を覚えました。
えっ、今本を読んでる?
2時間サスペンス観てる?
多分、テレビのサスペンスの要素が多分に織り込まれ作品だと思います。
戸田警部補お疲れ様でした… -
天野節子先生の他の作品を読んでからの「氷の華」、緻密に計算されたストーリー展開にこれがデビュー作とは思えない程に見事でした。ドラマ化もされてるようなので観てみたいと思いました。
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烙印に引き続き2冊目。こちらがデビュー作。
全く知らない作家さんだったのに、ぐいぐい引き込まれていく。
初めに殺人が起こり、犯人もわかっている、
事件に向かって、刑事の地道な捜査が進められ、真相が次第に明らかにされ、事件は解決したかに見える。
こういう手法は割と好きだ。
モヤモヤ感がなく、次第に解き明かされる事実に納得しながら読み進められる。
それにしてはまだまだページ数が残っている。
過去の恨み、巧妙に仕組まれた罠、罠に嵌められても図太く這い上がる主人公、恭子。
恭子、同情も共感もできない嫌な女性だけれど、なぜか読みながら応援している。
完全犯罪で恭子の勝ち、で終わってほしかった。
しつこい刑事に負けてしまった。 -
H28/12/27
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練馬区桜台6丁目×番×号、グリーンハイツ205号室で発生した関口真弓毒殺事件。犯人を追う戸田警部補の眼差しは、いつしか彼女の上司である営業部長に注がれるが…。サスペンスが踊る本格推理小説。
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この作品がデビュー作ということに驚きました
もっと単純な作品なのかと思いきや、面白かったです!
主人公の瀬野恭子さんは美貌、お金、ご主人、誰もが羨む一流の豊かな生活をしているのですが、一つだけどうしようもできない事が有りました、不妊症。
彼女が触れられたくない事実を利用した殺人事件です
恭子さんの気の強さに驚きます
こんな気持ちで暮らしていたり、こんな気持ちの人が回りにいたら切ないし、恐い! -
二時間ドラマみたいでした。