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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
人形と、それに纏わる人々の話。
いわゆる人形者的な話は半分くらい。
話に出てくる大きさも種類も様々な人形は、元々の存在が虚構的なせいか、どこか幻想的で奇妙に蠱惑的です。
自分は人形者だった時期があり、今でも人形は嫌いではないので、面白いなあと思いながら読み進めていましたが、そうでなければ気持ち悪いと思わなくもない。
人の代わりは人形には出来ないけれど、人形の代わりも人には出来ないのですよね。
なんか自分の思考が気持ち悪くなってきたのでこれで終わります。
母に酷評された本の内の一冊です(・・・)。
気持ち悪い!って思う人もいるんじゃないかな~いるよな~みたいな(笑)
まず人形が苦手な方にはちょっと難しいかもしれません。
清乃ちゃんとの美しい世界に惹かれました。
人形にまつわる短編集。
誰も彼もが、
生身の人間との心の交流に隔たりがあって、
その狭間に人形がいるんだが、
所詮自分の感情とか考えとか全てわかってくれるひとがいるわけないし、わかられたくもない、
っていう、「ひとり」な感じに
いつも妙な親近感と心地良さを感じてしまいます。
まあ、世の中をひねて見たり、ままならなさに拗ねてみるのなんて幼稚だってわかってるんだけど。
「僕は世界が好きだった。
僕は僕が好きだった」-僕が人形と眠るまで
■美しくも官能的で、残酷なまでの思いを人形に託した人たちの、切なくもまっすぐな物語。
■■こんな雰囲気の物語は大好きだ。救いがあるのかないのか、主人公達が抱える闇の甘くまったりとしたエロティックさが好き。官能とキュートの間を漂っているような短編集。テーマはお人形。『手のひらの中のやわらかな星』が一番好き。
衝撃的だった。
初めて読んだ時の感想は、これに尽きる。
人形との不思議な関係を持つ主人公を描く短編集。
それらはとても奇妙で、不気味ささえ感じる。
でも、その奇妙さに、ひどく惹かれてしまうのだ。
カバーの絵がとても美しいのも、この本の魅力の1つ。
ただ、「初めて読む豊島ミホさんの本」にはしないでほしい。
個人的に。
ちょっと印象が、強烈だと思うので。
私の独断と偏見に基づいて言えば、檸檬のころ→エバーグリーン→その他の作品という順がオススメです。
おとなしい少女であるわたしは おばさんから涙を流す男の子を譲り受ける「ぽろぽろドール」 田舎の中学から出てきた私は自分の容姿を思い知り 冬馬さんによく似た人形を可愛がる「手のひらの中のやわらかな星」 家の建て替えの間おばあちゃんの家で過ごしているときに 坪内君の部屋でわたしそっくりの人形と出会う「めざめる五月」 製糸工場の下女だった私が戦後マネキンデザイナーとなり 坊ちゃんのようなマ... 続きを読む »
人形好きなので読んでみました。
人と人形を巡る6つの短編。
少年少女のやり場のない気持ちの描かれた話が多めです。
一番光のある終わりに見えたのは『手のひらの中のやわらかな星』、一番共感出来る気がしたのは表題作。
表紙に惹かれて借りてきたのですが、良い一冊でした。
一歩間違うと変態…というか気持ち悪い話になり兼ねない「人形」をテーマにしたお話を、綺麗に可愛らしく繊細に書かれています。
「ドール」をテーマにした6篇。
「ドール」の持つ独特の「神秘さ」「魅了性」が描かれています。
私のように「ドール」に自作の服を着せてやってた人は、
『手のひらの中のやわらかな星』が結構共感できるトコロがありますね~
あと他の皆様が書いてる通り、表紙が素敵です。表紙借り余裕でした。
ドリーミングで乙女ちっくな表紙に隠された、ほのかに残酷で美しい6つのお話。 「秘密にしてね」と鎌倉のおばさまから譲り受けた大きな大きなお人形。彼のいじましい瞳から流れる、わたしのためだけの涙。たのしいことがいくらでもまちうける未来の全てをあわせても、この人形に勝るものはない・・・「ぽろぽろドール」 あのこになりたい、でもなれない。クラスでひときわ輝くかわいい子。彼女にそっくりの人形... 続きを読む »
幻想的な色遣いの表紙絵に惹かれた。この本の内容にぴったりだなと思った。隅に描かれているちょっと不気味なかわいらしさの人形が、物語を象徴しているようで。
「人形」がテーマの短編集、好きな人に対する愛情は人形を通し、いびつに形を変えていく。怖くもあり、美しくもあり、哀しくもあり。歪んでいるけど、純粋。一歩間違えばグロテスクに描かれてしまいそうな展開でも、すんなり受け入れられたのは、豊島さんの巧さゆえだ。若いからこその屈折した心情、もう若いとは言えない自分でも、あの頃を思い出し、自分の無意識の「影」の部分を重ねてしまう。豊島さんの描くほろ苦さはクセになる。
なんとかわいい表紙だこと。
短編集で話は私のどれも好きな話でした。
どの話にも「人形」がでてきます。
ぬいぐるみでなくて「人形」です。
読んでてぞっとする人もいるかもしれないけど。
人形って人間より人間を映し出すのかもしれない、
なんて思ったりします。
問題が解決するまで、ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
装丁がキレイだったのと豊島ミホだったので面白いだろうと思って手にとりました。
豊島ミホさんはL25の連載で知り、それしか読んだことがなかったので読んで見たかった作者の一人です。
ぽろぽろドール...
