阪急電車

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著者 : 有川浩
  • 幻冬舎 (2008年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344014503

阪急電車の感想・レビュー・書評

  • 978-4-344-01450-3 221p 2008・1・25 1刷

  • 冒頭のエピソードは、キャッチーでいきなり読者を引き込むのがうまい。映画の方を、タイトルだけ先に知っていて、構成が面白いらしい、という程度だけ知識があった。読み始めて、ははあ、なるほどこういうことか、と分かったが、確かに面白い構成の小説。ただの短編集ではなく、登場人物がお互いに絡み合い、次の章に行くと、さっき登場した脇役が今度は主人公になっていたりする。映画に携わる人間なら、これをどう映像化してやろうかと挑戦意欲をかきたてられるのではないだろうか。

    いくつかのラブシーンはちょっと自分には甘ったる過ぎて、むずがゆかったが、それぞれの人物像はくっきりと書き分けられていて、魅力がある。全体としては、なかなか面白かった。

    映画の方もあとで見てみよう。

  • ハードカバーの奥付を見るといつもの通り初版本。よくぞ9年も寝かせたなという自虐的な自尊心を持ちながら、本作にも出てくる某大学付属の初等部から今年中学部に入学した息子に「学校で本読めって言われたからなんか読む本くれ」と言われ既に息子が12歳にして6年間通った今津線を題材にしたこの本を渡しました。楽しんで読んでいる様子を見て、私もようやく読む気になりました。風景はまざまざと浮かんでくるので文章が気持ちよく入ってきます。でも下りの宝塚行きは後日譚ですが、少し蛇足かも。ここは読者にその後の展開を委ねて欲しかった。
    つまりどういう事かというと、すべての物語は今津線という路線上でしか起こらないので、前半の回収も当然今津線で起こってしまっている。もちろん回収できなかったものは書いてないということなんでしょうけども、そのあたり少しご都合主義を感じてモヤモヤしたところ。特に阪神競馬場に捨ててきた彼氏との後日談は逆に読みたくなかったかな……

  • ちょっと物足りなかったかなぁ

  • 人の形になっている路線図をプリンアウトして栞がわりにして2往復、乗車してみました。一度目は車内で起こる様々な出来事に新鮮な驚きや興味を沸かせながら、二度目は登場人物達を繋ぐ糸や情景を確かめながら楽しく読めました。読んだ後爽やかな気持ちになり、明日からまた頑張ろうと思いました。

  • 映画を見たことがあり、あまり期待していなかった。
    でも、読んでみたら原作のが面白かった!
    さくさく読めて、読了後もすっきり。
    さらっと読める小説としては、とてもいいな。と思った。

  • 2016.11/14.Mon読了
    往復の阪急電車内で繰り広げられるそれぞれの人物の人生の切れ端。挫折や幸せがあってこその人生なんですよね。有川さんの小説を読むのは、『植物図鑑』に続き2作目ですが、やはり日常的なほっこりする人間模様の描写が大変上手く、魅力的ですね。

  • アッサリと読めました
    折り返しがとても良かった
    読み終わって「良かったね」って思いました。
    登場人物がみ~んな優しい。
    そしてカッコ良いさ!
    折り返しのところが、とても良い。
    しょう子さんお二人ともが
    素敵な恋を楽しめたら良いね!

    図書館で借りました。
    読み終わって
    友人と話し出したら関西ナマリになってた
    関西に暮らしたこともないのに。。。

  • 2016.8.21読了。
    阪急今津線を舞台に登場人物たちが物語を繋いでいく。非常にライトで読み易い。が、小学校5年生の娘に読ませたのはちとまずかったかな。自分が読んでから判断すれば良かった。。。
    テンポよく話が進むので、あっという間に読み切れてしまう。サラッとした感じ。

  • 【日常劇】
    小説です。
    なんかドラマがあっていい感じです。

    しかし、ライトノベルとノベルはどこがちがう??

  • ほのぼのとした恋バナに癒やされる(ただし例外あり)
    実はこの作者さん、時折お説教めいた正論が顔を出してくるところが少々苦手なんだけど。
    今回はそれほどでもなく、普通に楽しめた。
    それこそ電車の中で読むのに丁度良い程度の軽い内容も、このスタイルに合っていると思う。
    なお自分にはここに書かれているような「女の怖さ」みたいなものは、よくわからない。
    恐らく一生わからないだろうし、わからなくていいし、わかりたいとも思わない。

  • 阪急電車に乗ってみたいと思った。しかも何往復かしてみたい。自分から探さなくても、いろんな人の生活がみえてくることだろう。これだけでも、自分にとっては新しい発見となるに違いない。
    関西弁もいいな。気安く声をかけて、話が終わるとその場でさよならできる人との関係のまたよい。
    後半の奥様方の撃退劇はスカッとするし、自分もはっきりと理路整然と話せるようになりたい。
    ショウコちゃん、かっこいいと思った。

  • 実は有川浩さんの本には苦手意識があって、なんとなく敬遠していたのだけれども(『図書館戦争』と『クジラの彼』と『塩の街』のみ読了)、この本はさくさく読めて、また読後感も良かった。
    電車という限られた空間の中で行き交う人間模様は、まさに一期一会。
    人とのつながりを強く感じた本だった。

  • 有川浩らしいハッピーな一冊です。折り返しで、再度登場人物のその後に触れるのがにくいと思います。映画の方、観ようか迷い中です。映像化の方がグッとくるのでしょうか。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||A
    資料ID:50700967

  • 甲東園の大学を選んでたら、車窓から見ていたであろう風景とそこでの出会いを思い浮かべながら読みました。
    結局違う同じ阪急の別の沿線に住んだんですが、電車の分岐のように、そこから先の人生も大きく変わったんだろうな、と。

    有川さんは初めてで、あとがきを読むまで性別を勘違いしてました(笑)。
    なるほど、と物語から受けた印象に納得しました。

  • 2016年3月5日(土)18時53分読了

  • 阪急電鉄今津線の、人間模様。
    最初のエピソード読んだときは、んだよ、こんなもんか、と正直思ったのだが、それぞれのエピソードが一冊を通して絡み合っていく。
    結論としては、おもしろかった。

    有川さんの描く女性は、可愛いなあ。

  • 映画を見たあと、もう一度読んでみたい

  • 電車内で巻き起こる様々な人の物語が上手く織り交ぜてあり、軽快にかつ夢中になって読むことができました。様々な人の物語がそれぞれ関わり合っていく様はとてもわくわくしました。ほのぼのとしながら進んでいく物語は、あたかもその電車に乗り込んで見ているような気もしました。

  • 阪急今津線を舞台にした連作短編集。
    十六編の物語を少しずつ重ねて、組み立てていく構成が見事だと思います。
    今津線を利用したことはないのですが、阪急沿線に住んでいるということもあってか、読んでいる間ずっと、あの小豆色の電車に揺られているような気持ちになりました。
    所々で、そんなに上手くいくかなぁと思いながらも、軽快なテンポで進む物語は心地よく、読後はほんのりとした温かさに包まれるようでした。

  • 行動力があって後悔しない決意があるなら殴り返したほうがよほどすっきりするわ

    呪うには呪うだけの覚悟と贖いが要るものよ。

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