- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344014510
感想・レビュー・書評
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2012年10月26日(金)、読了。
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12.10.24
図書館
どれがいいとも限らない -
すーちゃんシリーズの第二弾。
前作よりも辛辣な内容でした。単調なコマ割りでイラストもシンプルなのに・・・。
すーちゃんの考え方や、ものの見方などはすごく共感できます。
思っていることがそのまま形になっているような感じです。ちょっと暗いですけど、これくらいの暗いことは誰でも考えているんじゃないでしょうか。(それをそのまま表現することに賛否はあるかもしれませんが)
読み終わって、
「すーちゃんシリーズを読むのって、『まだ若い自分は大丈夫』って優越感を感じたいだけなんじゃないの?」
と、すーちゃん風に内省してしまいました・・・。
すーちゃんは不幸そうに見えないし、すーちゃん自身も不幸だと思ってないはずなのに、社会的に作られた「幸福」の先入観が捨てられない・・・・。まだ私は修行が足りません。 -
「すーちゃん」と同時に買ったのに個人的にこっちの印象が強くて、先にこっち読んで後悔、順番間違った。
ほのぼのした絵だけど、反して酷。
他人に対して確かにそう思うよね、自分の先の見えなさに不安に思うけど何もしない出来ない。
自分は一日中自他批判を繰り返している方だけど、このコミックが酷だと思うなら、自分もだいぶ酷じゃん、と。
すーちゃん風に自分もコミックにしたらもうなんか酷いwwって一人苦笑。 -
すーちゃんシリーズ。
すーちゃんは良いキャラしてる。
でも闘わない。
それをどう見るかで読者が自分と向き合える本だと思った。 -
深いなー
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お年頃ですね。
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これは深い…です。
この本は大事かも。
鎌倉図書館 -
深い。
30代独身、子どもなし、低収入。
「すーちゃん」シリーズ。
一応4コマ漫画なんだけどね、深いんです。
【遠い未来が、いまここにいる私を窮屈にしている】
気軽に読めるのにどこか確信をついてくるようで、
読み終わったあと涙ぐんでしまった。
いやいやわたしまだ20代だしって思うのだが、自分が同じ状況になるかもしれないし、他人の痛みを知るというのは大切な気がする。何気ない一言が誰かを傷つけてることに、誰もが気付かない。
またシリーズでたら絶対買っちゃうなあ。
これまた何度も繰り返し読みたい本です。