47都道府県女ひとりで行ってみよう

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 701
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015319

作品紹介・あらすじ

32歳から37歳まで、毎月毎月出かけていった。わたしには、ひとり旅に出られない理由がないのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 以前本屋をブラブラしていた時に、興味を惹かれた一冊。図書館をブラブラしていたら、思わぬ再会。

    旅行エッセイです。4年間で旅行した47都道府県を1県5ページ程度で語られています。

    さくらももこさんの様なクスッとしたり、時折毒づいたりする文章で、面白かったです。

    個人的には、1県ごとに旅で遣ったお金が記載されている所が好きでした。
    「モスバーガー」や「マクドナルド」が食費に書かれていて、「旅行に行ってまで食事そこ?」とクスッとしました。
    あとは、毎回の様に空港でマッサージしているのも私にはツボでした。

    でも、一人旅だからこそ、誰にも縛られる事なく、好きな事、好きな食べ物を楽しめるんですよね。

    今その時にしか経験できない事というのは絶対にあって、後悔しない様に、そういう機会がある時はチャレンジしたいと思いました。

  • 「永遠のおでかけ」がとても良かったから、著者の他の作品も読んでみたくなり、本書を手にしたが、あまりにも面白くなくてびっくりした。

    最終章の東京都とあとがきと、18章までの府県だけ、こりゃ酷いなと思いながらもなんとか頑張って読んだ。
    しかし19章の、仙台が宮城県にあると初めて知ったと書かれているあたりで、もういい加減読むのをやめた。

    旅なんて人それぞれ、物事のこだわりの有る無しも考え方も人それぞれだから、たとえ旅する人が歴史・地理にうとかろうが興味無かろうが、名物と言われるものを苦手なのに無理して食べるのをやめてコンビニの物で済ませようが、人とのコミュニケーションをとるのが苦手ゆえに本人が楽しみにしていた体験を全くできずに終わろうが、私には何の影響も無いから我慢しよう。

    でも、これを書籍にした意味も価値も、少なくとも私には全く理解できない。
    著者ご本人が「人の旅の話は、あんまり楽しくない」「よっぽどの話術がないと退屈というか」などと述べているが、その最たるものが本書だと思う。
    たとえそれが私には全く興味の無い分野のことでも、著者が何かしらのテーマにこだわって嬉々として書いてくれていたら、楽しく読めたに違いない。
    この方の場合、ただ47都道府県にとりあえず「行った」だけで、とにかく楽しくなさそうで、精神的にも疲れに行っているだけのように感じられるから、それを読まされている側も全く楽しくない。

    追記:「未設定」があまりに増えてきてしまったので、読み終わってないけど「読み終わった」に登録変更。
    2020/12/20

  • ミリさんが、毎月一か所一人旅ををして47都道府県をめぐる。2002年2006年の旅なので、状況が現在とだいぶ違うかも。一人で居酒屋に入るのにためらうミリさんがカワイイ。

  • 47か月かけて行くと220万円使ったというから、お金がないとできないなー。
    でも生きてる間に全部の都道府県に行ってみたい。
    著者はあまり人との交流に積極的じゃなくて、同族嫌悪というのかなー…
    嫌悪とまではいかないけど、「もっと旅らしいことしようよ!」って思った。
    私も実際ひとり旅にでたら萎縮することが多々あるんだろうか…そんな気がする;

  • 旅好きなので 期待して図書館で借りました。

    きらびやかな旅が良い とは言いませんが もう少し47都道府県の魅力が伝わるようなエピソードが読みたかったですね。

  • 旅先で「やりたかったけどやめた」が多くてイラっとした。確かにそれぞれの楽しみ方があると思うけど、本にして、編集してくれる人がいて、お金を出して買ってくれる人がいるのにこのような内容では失礼だと思う。旅先のことはわからないけど、毎回曇った天気を想像して読んでしまった。すーちゃんで共感したから買ってみたものの、裏切られた感じ。

  • 別にひとり旅をしたいと思ってる訳ではないけど、図書館で何となく手に取った本。自分の住んでる県を読み、あとは前に戻り順番に。物書きは物知りと勝手な思い込みだったのか…日本三名園を知らなかったり、仙台が宮城県にあることも知らなかったり、旅先でコレが醍醐味でしょって所で、店の人などに声をかけられず諦めること多々。う〜んイマイチ、って事で途中ギブアップ

  • 次、行ってみたい場所を探したいとか、旅行に行った気分になりたい方向けの本では無いです。

    人それぞれ、旅の楽しみ方があるとは思うけど、そんなに無理して一人旅しなくても…と思ってしまうくらい、「疲れた、人の目が気になる、食事に困る」のオンパレードでした。

  • 旅に行った気分になれるかな?と思って見たけど、少しネガティブな印象。
    popな本ではないかも?

  • 旅のスタイルは人それぞれ。こんな旅の形があっても良いし、それをこうやって記録に残すのも別に良いんじゃないかと思う。日本にはハレとケという文化があるので旅行はひたすら贅沢に、という考えもあると思うしそっちも否定しないが、作者のスタイルは私の旅スタイルに似ている部分が多かったので共感できた。旅先のビジホでコンビニ弁当、いいじゃないですか。一人旅ってそんなもん。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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