黒の狩人 下 (2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 219
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015609

感想・レビュー・書評

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  • 少し物足りなさもあったが、楽しんで読み終わった。シリーズの他作品も読もうと思う。

  • 狩人シリーズの佐江刑事が、スパイ的な役割を演じながら、中国諜報機関、中国マフィア、台湾マフィア、新宿暴力団などと関わっていく辺りの関係が複雑でした。思ってもいない展開にわくわくしながら読みました。

  • よかったあ。ようやくよみおえてた。期限切れでノベルス版を返却してから数ヶ月。佐江と毛の相互信頼の固さ。とにかくすばらしい。

  • 面白かったです。

    でも。相変わらず名前が覚えきれない・・・

    佐江と毛はいいコンビになると思ったのに、これっきりなんだろうか?
    ちょっと残念・・・

  • 佐江刑事のセリフかっこ良くて何回もシビれた。
    毛さんもいい。
    最後せつない。せめて最後に一回会ってほしかったな。

    登場人物多くて、中国人の名前も覚えにくいのがちょっと。
    自分の頭が悪いのか。

    面白いんだけど水森と由紀がなんでああなったのかとか、
    由紀と「亮光」もなんでお互い信頼できると思ってたのかとか、
    唐沢の動機とか、
    もうちょっと掘り下げてほしいので満点ではない。
    そう考えるとやっぱり高村薫はすごいな。

    映像化してほしい。佐江は誰が適役だろう。

  • 中国諜報機関、中国マフィア、台湾マフィア、蛇頭、新宿暴力団、警察庁公安部、外務省、新宿署刑事

  • 図書館で予約していたため、上巻を読んでから数週間空いてしまったが、上下ぶっ通しで読みたかった。

  • おもしろかった。
    北の狩人、砂の狩人の佐江刑事が登場。
    新宿組対・佐江。
    宋忠民ソンツオンミン:毛マオと組み公安の仕事を手がける。
    外務省・野瀬由紀は公安部警部補・水森と
    愛人関係でもあり、情報源でもある。
    麻布の由紀のパイプ“亮光”リャンガン。
    バラバラに起きた殺人事件を発端に中国安全部もからむ。
    公安・安全部と中国とのかけひきがおもしろい。
    人間関係や名前など書き出さないとわからないくらい複雑に絡みあっている。

    2009/3/5

  • 娯楽性とリアリティの問題と思うがもう一押し欲しい。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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