- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016019
感想・レビュー・書評
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なんだろう・・・。国際結婚ってここまで大変なのか!?それとも、旦那が元FBIの人だから、こんなに大変なのか?
所々、役立つと思ったところもあるけれど、ただのストーカー・束縛男。
そこまで、ミエさんに強要しなくても…。
スカートで自転車に乗ってはいけないとか、ヒールがない靴はだめ…とか。それを、守って実行するのが凄い!!
よく、こんな男と付き合えるわあ…と思える作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜ皆さんの評価がこんなに高いのか、理解できない。
本書は、タイトルがあざとく期待させるような「変わった職業モノ」ではない。ひところ流行った国際結婚エッセイでもない。
では何かというと、ストーカーのDV男(このふたつはしばしば共存する)と結婚する羽目になった女性の数奇な半生記である。
仕事に育児に家事に追われ、1分1秒も惜しんでママチャリに飛び乗る著者に、夫がひとこと。
「そんな所帯じみたなりで、日本にしかない『醜い』自転車に乗るのはやめてくれ」
でも仕事帰りには買い物にも行かなきゃいけないんだから、と著者が反論すると、
「今度から、買い物は週末に行くことにしよう。荷物はすべて僕が持つよ」
…これのどこが、「外国人男性ならではの甘い優しさ」なのだろうか? 産後1か月半で仕事に復帰した妻を本当に「応援している」のなら、そんな対策は事ここに至るまでもなく、率先して実行しておくべきではないのか。
「僕の弁当は毎日なくてもいい。娘の入浴を省略する日があってもかまわないじゃないか」
…前者はともかく、後者は親としての神経を疑う。だいたい、仕事に育児に家事に(以下略)の妻に毎日「二段弁当」を作らせ、子供の入浴すら任せきりとは何事か。
妻子に優雅な生活を保証できる稼ぎでもあるならともかく、どこへ行くにも電車の乗り換え方法をローマ字(!)で書いて持たせてやらねばならない外国籍の夫に、その甲斐性があるとも考えにくい。結婚に反対した著者の友人が断じたとおり、まさしく「大きなヒモ」でしかないではないか。
それならそれでしおらしくしていればいいものを…上から目線のヒモなど、まったく目も当てられない。
また、この夫は自称「日本好き」らしいが、3本もの行灯や2メートルもある似非障子を自室に並べて悦に入るなど、真の知日家・親日派なら絶対にしない。19世紀ヨーロッパのそれと同じ、前時代的なエキゾチシズムにすぎない。「日本人には尊敬できる人がいない」とうそぶく彼に、妻のバックグラウンドを尊重する姿勢は皆無である。
夫の数々の奇行を夫婦ともに「元FBIだから」と説明しているが、夫の振る舞いがアメリカにあっても異様なことは、1ページにも満たない訪米記からさえ十分わかる。
要するにこの夫は独善の権化であり、奇妙な「俺ルール」に他人を従わせようとする支配的な性格。私にはそうとしか読めなかった。
最後に。
「私だったらこんなダンナは願い下げ」と言いつつ、「他人事だから面白い」と星5つをつける人が少なくないことに、この夫が「危機管理の専門家」として憂えているという日本社会の無関心化をはからずも感じた。
2012/2/14読了 -
面白い。下手に自己啓発書やビジネス書を読むよりタメになると思う。ダーリンの危機管理能力にアッパレ!それを真摯に受け止める筆者にもアッパレ!
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2008/12
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本を読む前、カバーを見た段階では、特殊な職業についている外国人を旦那に持ったドタバタコメディだろうと思い込んでいた
実際のところは、コメディ感のあるエッセイといった体裁を装おった、自己実現のための研鑽本といったものではと思った
危機管理の話もあったが、ためになるかどうかは分からない -
・やはりアメリカ人は真面目というか、個を持っている。それがポジティブな場合は、分かり易いメッセージの発信になる。
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この旦那さんとは考えが合わないなと思うところが多すぎて、読むのがきつかった。
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FBI捜査官と国際結婚をした筆者が体験した面白エピソード集。
危機管理が徹底していますね。 -
元FBI捜査官のアメリカ人男性と、お付き合いから結婚に至ったコピーライターさんのエッセイ。FBI直伝の掟は、キャリアウーマンじゃなくても役に立ちそうな感じ。面白い、面白いけど、どうしてこのダンナ様は日本語を覚えないのか。言葉覚えなきゃコミュニケーションもままならないのに。違和感を覚えます。
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自分の旦那さんなら大変、いや無理だなと思いながら楽しく読めました。働いている主婦や女子にはなるほどーとためになることも 書いてあってふむふむと読んでました。