- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016057
感想・レビュー・書評
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誰にでも1つはありそうな、なさそうな。昔の恋人との再会によって、当時の思い出フラッシュバックなお話。
サクサク短時間で読めてしまう。
124ページ「始まり」は「終わり」の始まりだが、「終わり」はまた、次の「始まり」を意味する。始まったり終わったり、また始まったりを繰り返しながら、人は生きる。それぞれの幕が降りるその瞬間まで。
この文章が、とても好きだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”また出会う時に、でてくる思い出”
年月がたち、
いろんな事を体験し
過去に気持ち共有した人と
偶然出会う時の気持ち。
ふとこの人とともにしたら、
どんな私がいただろうか。
そんな一冊です。 -
30年ぶりに昔愛した人と出会った。清水谷公園を見渡せるカフェで。学生だった頃遠巻きで眺めていたデモ機動隊の盾怒号…消え去ることの無い何かが残される。そんな昔の事を思い出しながらゆっくり時を過ごしていると目の前にかっての恋人が現れる。
それぞれの人生を歩んできた二人に淡く切ない記憶が昨日の事のようによみがえり懐かしい話しに心踊る。これから二人はどうなるのかな…。また新しい恋が始まりそう。大人の恋が。 -
内容は短く、ありきたりで呆気なかった。無理矢理、活字を大きくして感覚を空けて一冊の本にして刊行した感じで、商業主義っぽさを感じました。図書館で借りたからいいけど、もし買ってたら「お金返して」って思っちゃったかも。小池さん好きなので残念。
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偶然が引き起した学生時代の彼氏と彼女の再会。そんなに好きだった2人がどうして別れたんだろう?そして2人はこの後どうなるんだろう
あっという間に読み終えることができる1冊です -
うっとりするような出会いと恋愛の話だけど、決して、ありえない、と思わせない、自然なストーリが素敵です。
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カフェで偶然学生時代の恋人との再会。
1970年代初頭が舞台。 -
小池さんらしい小説だ。三十数年ぶりに昔の恋人とあったら僕も彼女のことがわかるだろうか。
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なぜ、私たちは別れたのだろう。理由なんてひとつもなかった気がする。―久しぶりの休日をカフェで過ごしていた由香は、偶然にも昔の恋人・長谷川拓に再会する。六年前に妻を亡くした拓と、二年前に離婚した由香。それぞれの人生を歩んできた二人に、高校三年生だった頃の淡く切ない記憶が昨日のことのように甦る。30年の歳月を経て、再び出会った男女の愛の物語。