- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016095
感想・レビュー・書評
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清原氏による自伝。数々の名勝負、大舞台の裏にあったものがわかった。そして、怪我との戦い、引退までの葛藤。いろいろと話題にあがってますが、やはりスターとしての輝きを取り戻して欲しいです。
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涙のドラフトから巨人への移籍、そして戦力外通告など、清原の野球人生でこれまで語られることの無かったことが本人によって赤裸々に語られている。
清原ほどの恵まれた才能を持ち合わせた人間でさえ、挫折を繰り返し、望むような人生をおくることは出来ないものである。そういう意味で、一般の人間が挫折を味わったときに読めば、励ましになるであろう。 -
彼は2度、巨人に心を傷つけられています。
一度目はドラフトのとき。
二度目は2004年シーズンオフの巨人軍フロントとの去就をめぐる確執からの謝罪会見のとき。
「悔しかった。
悔しくて悔しくて、この悔しさを自分のカラダに刻みつけておきたかった。
どんな悔しさも、人はいつか忘れてしまう。その忘れることさえ、悔しくてたまらなかったのだ。だから自分のカラダに傷をつけて、入れ墨でも入れて、いつもそれを見るたびに悔しさを思い出したかった。だけど、その話を母にしたら、泣かれた。それで、入れ墨のかわりに、耳に穴をあけてピアスをした。」
また長渕剛にも入れ墨を入れたいと言ったら、心の底から怒って前に進め、と励ましてくれた。
結局その後入れ墨を入れてしまったわけですが、「そんな理由で入れたのか」と、わかったような、わからないような。
そして選手時代、彼のまわりには球界史上にのこるような、秋山さん東尾さん工藤さん渡辺さん落合さん…といった立派な人たちがたくさんいました。
どうしてこんなことになってしまったのでしょう。 -
昭和後期の野球少年はやはりKKコンビに憧れるわけでしてそれで購入。あのスターだって苦労してるんだってのが分かれば・・・。反骨精神、負けん気そんな内容。―2016年に覚せい剤で逮捕・・・。ファンとしては「情けない」「ばかやろー」の一言。野球漬けの少年、いやどのスポーツ選手でもいきなり桁違いの金が舞い、黄色い声援が飛び交う世界に飛び込むと境界線が分からなくなるんだろうか?環境はやはり重要なんだと思うこの頃。しっかり更生してまた野球の楽しさを教えていって欲しいと切に願う。
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仰木彬氏に「男気に惚れたんや」と言われるほどの存在なのに、本当に不器用な人かもしれない。
やってしまったものは仕方がない。
でもやったことがやったことだから、どこまで彼を信じていいのかがわからない。だから今度こそ、真実を語ってほしい。 -
最近世間を騒がせた清原和博選手の自伝。主として高校野球生活までで、いかにして彼のプレイヤーとしてのスタイル、人格が形成されたのかが分かる。プロでのエピソードは感謝半分、恨み言半分。
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本当に野球が好きな思いが伝わってきた。
あと最後の王さんの言葉がとてもいい。 -
うーん、どうだかなー。
もっと裏話みたいの期待してたけど、だいたい知ってることばかり。まぁ、有名人だから。 -
キヨマー