本田式サバイバル・キャリア術

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 661
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016484

感想・レビュー・書評

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  • 尊敬する著者であるが、この本の内容はあまりスッと入ってこなかった。(今の自分が必要としていないのか?)

    その会社でしか通用しないスキルが大半の中間管理職は、クリエイティブ性が低い。
    会社安定性の崩壊、プロジェクト型の仕事の進め方が主流になりつつあるのが背景。(固定組織での潤滑油)

    リスクを取らなければ現状維持すら不可能!

    年収≠実態価値。
    マルチキャリア構築には、実態価値の向上が必要。

    会社で働くことは、投資である。

    最低5社以上の転職エージェントに登録する。

    サバイバル状況で「こんなもの食べられない、なんで水が無いんだ」とか言ってたら、死ぬだけ。工夫して草木を食べる、自分で水を探す、等のポジティブな行動だけが、あなたを救う。

    給料=他人が決めるもの。給料が上がったからと生活レベルを上げる人は、他人に人生を委ねているのと同義。

    30代…コーポレートキャリア:パーソナルキャリア=2:1くらいが丁度良い。

    最悪の事態のシミュレーション。非常時に、自分には何ができるのかのシミュレーション。

    仕事上のトラブル=メンタル・タフネスを鍛える最高のトレーニング。

    意思決定の先送りは借金と同じ。早く意思決定する。
    100%正しくなくても良いので、早く決断し行動する。
    普段からの準備・情報収集が必要。

    5年・10年単位のうねり・方向性を見抜く。(簡単)
    ex.高齢社会だからシニアビジネスが伸びる、日経平均はいずれ上がる
    この時、一個の情報を鵜呑みにしない。

  • 本田式サバイバル・キャリア術
    2009/3/18 著:本田 直之

    いまや「安定」という言葉は、消え去った。
    過去の成功体験も常識も、すべて通用しない。個としてのスキルを磨いていく以外に生き残る道がない今の時代を、著者は「個人サバイバルの時代」と呼んでいる。

    厳しい時代であることは間違いない。しかし、誰もがそれまで持っていたものを失うとは、誰もが同じスタートラインに立つことを意味している。100年に一度ともいわれる未曾有の大不況に、ビジネスパーソンとして現役の時代に出会ったということは、100年に一度のチャンスを手にしたことでもある。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①個人サバイバルの時代へ
    ②決めてはサバイバリティ
    ③会社で働き、キャリアを磨く
    ④一生通用するキャリアを築く
    ⑤サバイバル・トレーニング

    10年程前に手に取った本書。その時の自分がしなければいけなかったことはコーポレートキャリアを中心にインプットすることからパーソナルキャリアの種を蒔くことことであった。そして今からすべきことは、パーソナルキャリアでリターンを得ること。

    それが出来ていたのか、出来るのかを確認するために再度本書を手にとった。書いてあることは全く持って色あせず今の方がしっくりするところが著者の先を見る目の素晴らしさを証明している。

    他人事ではなく、自分に降りかかる危機であったり楽しみであったりを当事者意識を持って向き合える貴重な一冊。

    数年後再度手に取るときには大きなリターンを得ていることを想像すると共に不足する行動を並列して走らせながら遅れを取り戻し修正しながら前に進んでいきたい。

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  • これからビジネスマンが持つべき考え方、
    スキルを説明しています。

    コーポレートスキル、パーソナルスキルという
    定義のもと説明される内容はとても
    説得力のあるものでした。

  • 大不況時に発行されたビジネススキル集。今は売り手市場だけど、どこまで保つか分からない。年齢を言い訳にせず、個人能力(会社と上手に付き合いながら)を上げようと、背中を叩かれました。実際、勤め先が無くなったこと2回ほど経験してるからね。まず間違った転職から考えないと。

  • 去年読んだものの再読ですが、去年よりも書かれてることが、自然に自分の中になじむ感じ。
    基本「企業に勤めていても、独立してやっていても、パーソナルキャリア(会社に依存せずに個人として通用するキャリア)を築こう!」ということで、勝間さんの「コモディティになるな!」というのと同じメッセージです。
    塾生にとっては特に新しい発想ではまったくないですが、いくつか響いた事メモ。

    バーチャル上司をもつ:著名人でも尊敬する経営者でもスポーツ先週でもいいが、「この人だったら、どうするだろうか?」を考え、それを実際試し、社内ルールに代わるサバイバルルールとして蓄積していく。
    出社してすぐに仕事を始めない:セルフコントロールができる人は、1日のスケジュールを見通し、「今日はこれをやろう」と決めてから仕事を始める
    メンタルタフネスを鍛える:自分で会社を経営していると、「こんなひどいことはありえない」と思うことの連続。どんなトラブルが起きても「心を筋トレできる」と笑い飛ばす強靭さがなければ(起業は)うまくいかない。トラブル時にすぐ行動できるかどうかは、事前のリスク対応ができているかどうか。仕事上のトラブルほど、メンタルタフネスを鍛えるための最高のトレーニング
    部屋が片付いているかどうか:これが仕事を先送りしていないか、のバロメーター
    などなど。

  • 最悪の場合の想定

  • 図書館

  • 私は会社で働きながらお金をため、退職して、アメリカのビジネススクールに留学しました。当時、MBA習得までには、学費や生活費などで、おおよそ1000万円かかると言われていました。自己資金で歯足りず、借金までして、アメリカに渡しました。とにかくお金がないので、マクドナルドにさえ行けない極貧状態。1日4ドル出どうやってやりくりするか、勉強を続けながら何か収入を得る道はないか必死になって考えました。
    会社でのコーポレート・キャリアも維持しながら、個人のスキルであるパーソナル・キャリアを身に着けていく。これが本当の意味でサバイバル時代に房割いマルチ・キャリアの構築法です。
    他人コントロールからセルフコントロールへ
    1.出社してすぐに仕事を始めない。1日のスケジュールを見通し、「今日はこれをやろう」と決めてから始める。
    2.会社の文句を言わない。上司や会社の愚痴を言う人は、結局は他人にコントロールされていると私は思います。会社批判とは、形を変えた会社依存です。
    3.年収が上がっても、生活レベルを上げない。収入の増加に合わせて生活を変えていく人も、やはり他人にコントロールされている人です。
    パーソナル・キャリアを長期的な視点でとらえることがますます必要になってきます。何歳になっても攻めの姿勢で蓄積していけるのがパーソナル・キャリアです。
    パーソナル・キャリアをつくる第一の目的は、「自分の付加価値を高める」ことにあります。
    パーソナル・キャリアはひとつに決めるものではない。
    パーソナル・キャリアをつくるには、長期的視点が必要という性質をよく理解したうえで、以下のような3ステップで考えるといいと思います。
    1.勉強・インプット。自分の実体価値を上げる。すぐにお金に結び付かない、一見、ただの趣味や遊びに見えるものもパーソナル・キャリアを豊かにしてくれます。
    2.アウトプット
    3.事業化出来たからといって、すぐに会社を辞めてはいけない。サバイバル時代はチャンスと同時にリスクに溢れています。コーポレート・キャリアで収入を確保しつつ、パーソナル・キャリアからも金銭的なリターンを得ると言うマルチ・インカムはサバイバル時代の一つの理想的な収入のあり方です。
    ポジティブ・シンキングだけでは生き残れない。あくまで「行動」を伴ってこそのポジティブ・シンキング。サバイバル時代に求められるのはポジティブ・シンキングではなく、ポジティブ・アクションです。
    「あの極貧状態でやっていけたんだから、この先にどんな危機が訪れても何とかなるだろう」と腹が据わった。
    1カ月間、半分の生活費で暮らしてみる。
    「平常の時は誰だった頑張れる。ところが、崖っぷちに立たされた時、気力¥体力が続かず、負けてしまう人が意外と多いと思う。瀬戸際で持ちこたえるには踏ん張る力が要る。自分の場合、その力は体を鍛えることに依って培われた気がしている。by高島郁夫

  • 結局は、自分で決めて、自分で責任を持つ。これが、今後の基本となる考え方になると思いました。会社に依存し、うまく行かなければ、会社のせい、人のせい、社会のせい、にしたところで、何にもならない。結局は自分。依存せず、自分自身で決めて、自分自身の付加価値を強めて行きたいと思いました。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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