考え・書き・話す3つの魔法

著者 :
  • 幻冬舎
3.33
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本棚登録 : 424
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016699

作品紹介・あらすじ

「3つ」から成り立っているフレーズはとてつもないパワーを持つ!強調したいことは「3回」くり返すと人の心に刻み込まれる。プレゼンでは「3つ」にこだわると必ず勝つ。文章は「3つ」に分けると一瞬で内容が理解できる!「3つ」の要素が融合するとパワーは最大化する。ベストセラー『コンサルタントの「質問力」』の著者がひそかに実践している方法を初公開。

感想・レビュー・書評

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  • 内容無くて1000円。
    これはさすがに酷いかも。内容はただ一つ、3つにすること。
    確かに、3つのポイント程度にまとめる事は大事だ。

    あまりに多くなく、且つ少なすぎない線でいうと3ということになる。
    We Can Change!というオバマ大統領の演説から始まり、世の中の3をキーワードにしぼった事によるシンプル且つエモーショナルな表現を探る。

    何でもかんでも3つにしてもなあと思うけど、
    短くまとめることは大事だ。考え方は幅広く、書いたり話したりは簡潔に。
    当たり前すぎる話だ。

  • 「3」という数字にはすごい効果があるんだなぁ、なるほど!と素直に納得できる内容だった。

    当たり前と言ったら当たり前。しかし、実践できているかと言ったらそうではない。
    そんな人は、この本を読むことをオススメする。読んでいると頭が整理され、自分にもなんだかできそう!と思わせてくれるような1冊。

    組織の中で、改革推進者としての立ち位置の人、ミドルマネージャーの人、教育者としての立ち位置の人などに特にオススメしたい。

  • 1)3つの魔法が思考を変える
      ⇒守破離、松竹梅、猪鹿蝶、三位一体
    2)ロジックツリーも3つ・3つで。
    3)言葉のひげを取ると伝わる力がアップする。

    猪鹿蝶の3つ化は面白い!

  • 第一章 「3つの」魔法とは何か

    ディスカッションにおいては①目的②定義③着地点(ランディング・イメージ)を明確にする。

    「伝える」ために3つのバランスが不可欠。①自分軸②相手軸③幽体離脱。(P45)

    「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります。」By マザー・テレサ(P46)

    第二章 「3つの」を使って考えると、パワーは最大化する

    「ホップ・ステップ・ジャンプ」=「守・破・離」
    ・「守」:ひたすら師の教えを守り、繰り返す段階
    ・「破」:概念を破って、独創性を養う段階
    ・「離」:自在の境地に至り、師のもとを離れる段階
    (P54)

    松竹梅の法則=「竹」が最も多く選ばれる {特に日本人} (P63)

    猪鹿蝶(イノシカチョウ)=3つのうちの1つが異質なものだと効果が増す=同じ軸で2つ、違う軸で1つ=発想の異相化 (P67)

    第三章 「3つの」を使って整理すると、問題を解決できる

    論理的思考法=事実→根拠→結論(P80)
    結論に根拠3つ、1つの根拠に事実3つ=ロジックツリー

    第四章 「3つの」を使った文章は人の心を動かす

    ビジネス文書では起承転結ではなく結起承。(P118)

    第五章 「3つの」を使ったプレゼンはインパクトが10倍増

    プレゼンテーションは三要素が大切。①プレゼンス②シナリオ・スキル③デリバリー・スキル


    「ストーリーテリング」の中に、「ナラティブ」なセンテンスを挿入したりシナリオを作り、それをデリバリーする。そうすると、「伝える」ではなく、「伝わる」プレゼンテーションになるのです。(P148)

    言葉のヒゲ=間投詞(えー、あのー、まあ、そのー等)を極力減らす

    出来る人には、「3つ」で「考え、書き、話す」という技術が身についています。それは、物事を整理し、分析し、本質を見極める力を持っているからです。(P163)

  • 三つ三つ三つの法則を学んだ。コンサルとしての考え方や、プレゼンの組み立てにも役立つ。

  • 「コンサルタントの~力」などの著者として知られる野口吉昭さんの本です。新書などで出ているものはほとんどチェックしていますが、この本は幻冬舎からでています。

    3をキーワードにして1冊の本にしてしまっています。

    3回繰り返すと記憶に残ったり、文章を3つに分けると理解しやすかったり、確かに3というのはビジネスではよく使う数字といえます。

    古くから3人よれば文殊の知恵、三種の神器など、歴史をみても3にまつわる言葉がたくさん思い浮かびます。

    3という数字をベースに著者の仕事術を学ぶことができる本であると思います。ただし、他の本で既出のものも結構あります。

  • 3という言葉がなぜ、人間の心に影響を与えるのか、ということについて少し触れた上で、日常生活にどう使っていくのか、について書かれていました。

    大事なあり方として、文章を書くときであれ、プレゼンであれ、友人との会話であれ、コンサルであれ、常に意識することは「自分軸、相手軸、幽体離脱軸(客観的視点)」であるということを確認できた。フレームワークもしっかりと「3」という意識を持ちながら取り組んでいきたいと思う。

  • 読了。考えるのも書くのも話すのも「簡単にできそう」と思わせてくれる。ユニークなイラストが理解の後押しをしてくれる。何度も開いて参考にできそう。

  • プレゼンテーションする人なら一度読むといいかもな一冊。とにかく3という数字にこだわりがあるようで、やたらと3つセットの言い回しが多くて、そこはうんざり。

  • 質問力を高めたくて買った本。

    「3つ」で考えをまとめる方法はいろんな本に書いてあるけど、
    「猪・鹿・蝶(動物・動物・昆虫)」のように、3つのうち1つは違う視点を入れるというのが印象に残った。

    フレームワークの入門書としてもお勧め。

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著者プロフィール

株式会社HRインスティテュート代表取締役会長

「2014年 『30ポイントで身につく! 「マーケティング思考」の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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