フリーター、家を買う。

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著者 : 有川浩
  • 幻冬舎 (2009年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017221

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フリーター、家を買う。の感想・レビュー・書評

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  • 宗教みたいなモーレツ社風に馴染めず、新卒で入った会社を3ヶ月で辞めた誠治。

    その堪え性のない性格を見抜かれて再就職もうまくいかない。
    次第に最初の焦燥感も薄れ、バイトも転々と変え、気楽なフリーター生活へと墜ちる一方・・・

    そんな誠治が母の重篤なうつ病を機に、家族のあり方や仕事について真剣に考えるよう変わっていく。

    これ、ドラマが放送されたときは全然観ていなくて何で家を買うの?と思ってたけど、母のうつ病の原因が町内村八分(イジメ)だったからなのか。
    唯一の理解者だった亜矢子が嫁いでから、家の男たちは夫も子も揃って鈍感で関心も薄く・・・しかも息子はフリーター。。。
    そんな中で追い詰められていった寿美子。

    後ろめたさや小さなプライドから妻の異変を認めず、なかなか病院にも連れて行かず、薬の指示すら手抜きする誠一。
    事の深刻さを理解しようともせず、逆ギレする誠一に失望する姉弟。
    あぁこの家族は崩壊寸前だ、読むの辛すぎる!と思ったけれど、さすが有川さん。ダメ親父ではあるけど、、誠一を見切らないで良かった!!

    後半の恋愛要素は不要だった気もするのですが、もしかしたら続編を視野に入れての展開かな?

  • 家族の絆やダメ男くんの成長がテーマですが、根底は、人間、諦めさえしなければ、どっからでも間に合うし、どうとでもやり直しが効くんだってことだと思います。
    勇気を貰える作品だと思います。
    有川作品にしては、ラブ要素控えめですが、そっちは今後(きっとあると信じて)に期待してます。
    ドラマもとても素敵でしたが、原作とはキャラクターの設定とか、少し違ってましたね。

  • 就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。
    Amazon より

    こんな重い話とは思っていなかった.できすぎ感は否めないが、そこは小説.家族のあり方を考えるきっかけになる小説.

  • ドラマを見ていなかったので先入観なく読めた。
    就職しても3ヶ月で辞めてしまうような誠治が母の鬱病をきっかけに、心を入れ替え成長していく姿に共感。
    バラバラだった家族が少しづつ繋がっていくのをみると やっぱり家族っていいなぁと思える。誠治ってよくできた息子だな~

  • 先にドラマを観たときは、有川浩さん色がやや弱いような気がしたけど、理由がわかった。だいぶ違うんだ。お母さんやお父さん、姉や真奈美、社長のキャラ。物語の展開。ドラマにしか出てこない人。
    こっちを読んでやっと有川浩さんここにあり!と納得。でもドラマもかなり楽しかったから、どちらが好きでどちらが嫌い、とかでもなく。
    働くことについて、家族とぶつかりながらも素直になることについて、じっくり考えた作品。
    ちくりと厳しくて痛いところもあるけど、それこそまさに自分自身がきちんと向き合うべきこと。
    明るい気持ちにもなれるし、真面目に考えることも出来る。
    いい話だった。

  • とても勇気付けられるそんな本です
    ストーリーもなかなか愉快で、
    家族とあまり上手くいかない主人公が大学を出て、就職したもののすぐに辞めてしまいフリーターになってしまう。しかし、その後、母親の病気をきっかけに,一念発起!立派な社会人に成長していく話。
    とてもうまく行き過ぎてる部分があるとも感じたが、読んでいて気分がよくなるいい本だと感じた

  • 諦めなければ、いつからだってやり直せる。まだ間に合う。暗いけど読後感爽快な話。
    ドラマより原作の方がスッキリまとまってて良かった。まぁどうしてもニノや大友想定して読んだけど。

  •  もしこの作品が有川さんの作品のなかではじめて読んだ作品だったとしたら
    次の作品を読むまでに時間がかかったかもしれない。
     多くの読者からいわれたという「暗い」というのは同じように思った。
     どこか現実味がなく、後半もりあがりはじめ、最後まで読んだが期待外れだった一冊。

  • 騙された。標題に騙された。
    非常勤雇用者(part-time jobber)のまま家を買うのかと思った。

    いつ買うんだろうと思ったら,常勤雇用者に先になっている。
    酷い,詐欺だ,ペテンだ。

    登場人物のうち、主人公の武誠治は、あとがきによると著者の影らしい。
    現場監督候補の女性,千葉真奈美も著者の一部かもしれない。

    せっかく拾った猫も丈夫そうだから、続編を読みたいかも。

    参考文献一覧がないのは残念。
    有川浩にとって常識的なことしか書いてないという意思表明だろうか。

  • TVドラマ化されてタイトルだけは知っていた(見てはない)。タイトルからは想像できない内容。重度の鬱を患った母。彼女のこれまでの苦悩と自分の不甲斐なさを痛感して、成長していく主人公。
    きっかけさえあれば人間変わるのは簡単なのかもと勇気づけられる本。

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フリーター、家を買う。の作品紹介

「母さん死ぬな-」へなちょこ25歳がいざ一念発起!?崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。

フリーター、家を買う。の単行本(ソフトカバー)

フリーター、家を買う。の文庫

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